久しぶりにコタ・ダマンサラの新しい街「Encorp Strand Mall」に
行ってきたが、その帰りの出来事です。・・最後の階段を踏み外し、
前にずんのめって転んでケガ(すり剥いた)したのです、ウチの奥さんが。
・・・骨折まで及ぶ大きなケガはなかったが、転んだサマは、ベタッと
まるで「亀の子タワシ」のようでした。・・そう言うと、怒られますが。
・・でしょ・・
エンコープ・ストランド・モール内は新しく出来て、こんなに
バリアフリーになっているのに、肝心な場所に!・危険に対する!・
配慮が!・・足りないと!・・感じた!。
ここです。登る時は、赤い目印があるけど・・でも横にも長~い段差
なので、もっと目印は付けるべきでしょうね。それに、要所要所に
手すりは必要かもしれません。斜めに横断する人もいるからです。
・・実を言うと斜め横断も、つま先がぶつかって体勢が危険なんです。
雨の日は、子供、年寄り、妊婦・・私達MM2H・・も・・危険です。
ここが、帰りの危険な現場です。たった4~5段の階段なので、気を
付ければいいだけの事なんですが・・今回のように、出来ない、
鈍い人もいるんですから。
その時、私は前を歩いていて、後ろで、ドタッと音がしたように??
思ったけど声がしない・・でもおもむろに振り返ったら・・奥さんが
亀の子タワシみたいに・・ベタッと4点着地で沈んでいるではないの。
ワタクシは、「あれッ、ドゥったの?」と、人ごとの様でしたが。
この人、チィッと変わっている!痛くて声を出せないのか、我慢して
るのか、自分で転んだこと分かってないのか??・・倒れたまま?
・・・昔からよくあるパターンなので、驚きはしなかったんですが。
マレーシア、凸凹だらけなので、気をつけねば・・と酸っぱく・・。
一歩一歩気をつけて降りねばならないのは、十分わかっているんだが、
ちょっとした気のゆるみで、今回のように誰でもドタッと転ぶことあり。
すぐ手をかけて起こそうとしたけど、しかし、こんなに重いとは!!
もう抱っこ出来ない!!はっきり言って、体重が重くなっている。
・・くびれもなくなっている・・関係ないけど。
降りるとき誰でもちょっと目を離すと、同じ模様に見えて、やはり危険。
携帯などやって歩けば、さらに危険。・・若い人でも危険だと思う。
何かしらの目印や、最初から、安全な区分けのデザインを採用すべき
だと・・思ったのであります・・マレーシアは、こういうのいっぱい。
これは、今回転んだから言うんじゃなく、マレーシア人達全員の安全に
言えることなのであります。建築設計工事する際に、材料材質を吟味し、
色気のない、殺風景な、安い、一般的な、目立たない、危険な同じ柄は
タブーです・・・後で、壊れたり、怪我したり、しっぺ返しが来ますよ。
「バリアフリー」って何だろう? 元来は、建築用語らしいです。
「バリアは=障壁」で、「フリーは=除く」と言う意味だそうです。
これは、平坦の段差=障壁をなくそうという考えから、階段の上り
下りへの、優しい配慮も含めているものと思ってます。
物理的な障害、障壁の排除は老人や子供や障害者への優しさにつながる
はずですが、マレーシアは作るだけ作って、細かいところに配慮が
足らないような・・・・・・。
オッチョコチョイの奥さんが、転んで5か所くらい打ち身とねん挫と
腕のスリむきで、チョットだけ血を流した・・程度ですが、しかし、
打ったところは、紫に腫れ、青い血管が浮き出て、すりむいた部分は
少しうみ、後でアチコチ痛みが来たようです。打ちどころが問題です。
でも、これってホント気をつけないと危険ですよね。転んだ後に、車や
バイクにはねられたら泣くに泣けません。実際、日本人の方でそういう
可愛そうな、大変な思いをした、経験者を知っておりますし。
・・・・・今まで、マレーシアの道路階段等、工事への配慮のなさ、
バリアフリー的考えの無さについて、注意喚起のため、数枚写真を
撮りましたが、探すのが大変なのでパス。
思うに、バリアフリーって考えは、物理的な障害を無くすことだけ
じゃないと思います。高齢者、障害者、子供、老人への配慮だけで
なく、社会的・制度的・心理的なバリアも外せる環境を作ることだと
思われます。狭い範囲じゃなく、社会全体がそうなるように願いたい。
・・日本も、マレーシアも。
あ~ぁ、でもよかった、軽いケガで。マレーシアで転んだら大変なん
です。世界中どこに行っても「ドタッと」は、お互い気をつけましょう。
うん、その線でいきましょう・・いや、その線が見えないんだってば!
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