もうひとつこのサイトの著者の指摘している興味深い点は、英会話の伸び方についてだ。著者によると
日本語と同じ感覚で英語を話したいと思っていたとしても母国語が定まる時点以降に英語の勉強を始めた場合は
英会話の伸びは自分が本来持っている日本語の表現力の50%かせいぜい60%が限界で、日本語と完全に同じ水準にはならない
そうだ。
日本語と英語を全く同じ水準にできるとは思ってなかったけど、日本語のレベルの6割程度がmaxとは。
このため英語のレベルを上げるためには、自分の母国語の日本語の水準を上げていくしかないそうだ。日本語能力を上げて、具体的で写実的、論理的な表現が好まれる英語に変換しやすい日本語を話すことを意識して日本語能力を上げていくことで、英語を伸ばすことが可能だとか。
そうなのかもしれない。漠然として一語要約的な感性的な表現が多い日本語だと、少ない語彙でも会話が成立してしまうことが多い。嫌なこと、不快なこと、やりたくないことを全て「うざい」の一言で片付けてしまえるし、理解できないこと、納得できないこと、はっきりしないことがあれば「なんかもやもやするの」と言えば、相手は頷いてくれる。
詳しく言わなくてもなんとなく気持ちが通じる日本語は便利だと思うが、この便利さが英語を話す上での壁になっているのはウサオとの会話で感じることがある。日本語なら一言ですませられるのが英語だと一言(一単語)で表現できないので、英語にしやすい日本語に置き換えてから英語にしようとしても、なかなか適切な日本語が出てこなかったりするからだ。
このサイトを読んで自分の英語学習に対する考え方が変わった。しばらくこのサイトで紹介された勉強方法を試してみようと思っている。
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