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MAXめんどくせぇ!!

芸人マシンガンズの「うおおぉおおぉお、マックスめんどくせぇ!!」が日々脳内で聞こえる今日この頃。
私の怒りは一瞬で沸点をぶっちぎってドカーーン!と爆発しやすく、最近ちょいちょい怒りで叫びたくなります。キレる子供はキレる親の元に育つというから、非常に良くないとは思っているけど…。
しかし性格と、長年自分が育てられた環境からの影響もあるので、なかなか理想像を完璧に演じることは難しい……とは言え、世のお母さんたちがみーーんな常に笑顔で怒らず優しく、包容力があるだなんて私はこれっぽっちも思わない。日本の母=献身的で自己犠牲を厭わない「聖母」っていうイメージはいい加減崩れ去ってもいいと思うんだけどな。
みんなそれぞれ、理想と現実(=自分)のギャップに悩みながら日々、耐えたり爆発したり反省したりしてるんだと思うし、それでいいんだと思ってる。
今まで自分のことだけ考えて、もちろんそれなりに悲しみもストレスもあったけど、それらは全部「自分自身のことを、自分で思い悩む」だけでよくて、時間もお金も自分のコントロール下にあったところを、全て根底から覆され「たいていのことは思い通りにできない、日々の食事や入浴さえも」と思い知らされるのが育児だと思う。
イライラしたら夜家を飛び出して居酒屋でクダ巻いて、ナンパしてきた兄ちゃんに喧嘩売っておまわりさんのお世話になったこともある私だけど今それをすることはもちろん出来ない。布団に横たわったまま食事もせず風呂も入らず口もきかずに泣いてることも出来ない。子供は落ち込むことすら自由にさせてくれない。そういうところが一番、出産前と違って忍耐が必要なところだ。
育児中の専業主婦っていうと地味~でラクそうなイメージを持つ人もいるかも知れないけど、ともすると閉鎖的になりがちなこの毎日に皆、自分と子供といまいち分かってない夫と闘いながら頑張っている。……に違いない!!
 
が、これも人それぞれあると思うのだけど、「どーーーーーしても【ダメ】なツボ」というのがある。
問答無用、理屈も説教も抜きで、これをやられるとブチン!といく条件がいくつかあるのだ。
 
私の場合はどうも、汚されることに関して特にダメらしい。小さい子供がいたら最も諦めなきゃいけないところかも知れないのに、それがどうしてもダメなのだ。
10ヶ月も後半に入って、カンカンの離乳食も非常に手ごわくなってきた。よく食べる方だとは思うけど、あーんして口に入れたものをそのまま出すことが増えてきた。しかも私から見えない方に顔をそむけて、ペッ。べちゃっ…。何度やっても口は開けるのにペッ。それを手でめちゃくちゃにして遊んでいる。
ストローで白湯を飲む時も同じ。本当に喉が渇いてたらゴクゴクできるのに、たくさん吸って口にいっぱいふくんでからわざわざ、ペッ、びしゃっ。洋服びしょびしょ。
食べ物で遊ぶことは成長過程のひとつで、根気よく見守って気長に付き合ってあげるべきところなのは、知識としては重々承知してる。さらにこれから1歳2歳となれば、もっとハードに遊んで汚しまくることも先輩ママさんちの子供を見て知ってる。まだまだこれからだ。
が……なかなかどうして……このストレスが強烈なのです。口から出すならもう食べるな飲むな!!ハイチェアも降りろ!!とカンカンを下ろして食事中断、泣いていても掃除して作ったご飯も「どうせこんなものこの子にはゴミなんだ」と捨ててしまうことも。
この月齢に超よくある姿、ごく当たり前なんだろうとは思う。育児雑誌にもそんなこといっぱい書いてあるし。日本にいたら毎日毎食BFを買ってきて済ませたかも知れない(お金はもったいないけど、作る手間とそれを捨てる空しさは軽減されるはず)
 
そんな私の様子を「ママ怖い」「ママはカンカンとボクに厳し過ぎる」というオットがまた私のブチン!を誘ってくれる。どうでしょう、赤ちゃん育児中の世のお母さんたちは夫にイラつきませんか。私はたまに本気で(返り討ち覚悟で)殴りかかってやろうかと思うことがあります。
協力的で子供をよく可愛がってくれることで全てOK、と思えればいいんですが…我が儘?贅沢?「あれもこれも贅沢」とも言われますが、頻繁な旅行に関してはオットが好きで企画してる出費だと思うんだが(爆)…。旅行やめて貯金しようって言われたら反対しないよ。だいたい私がサイフのヒモ握ってるわけじゃないし(←ポイント)
これだけ色々行って、やっているんだからストレスなんて何故あるの!?我が儘すぎるでしょ!!というのが恐らく彼の言い分。
オットもまた、私を自由に落ち込ませてくれないタイプ。自分がスッキリしないから即解決したいんだろうけど、しつこくどうしたのどうしたのなんで怒ってるのなんで元気ないのと話しかけてくる。放っておいてくれないのが一番私の怒りを高める原因なのだと何回説明しても分かってくれない。
そして一度解決したらその問題はもう「二度と起こってはならない、なぜならもう僕が解決してあげたから」と思っているフシもある。大事件なら分かるけど、日々のストレスに「解決済みだから二度と起こらない」なんてあるわきゃーない。この辺はストレスのため方が男女で違うせいもあるのかも知れない。
 
正直イライラしてる時は顔も見たくないし口もききたくない。カンカンにだってそう思うことがある。
じゃあカンカンが可愛くないのかって言われたらそんなわきゃない。それとこれとは別だ。相変わらず毎日毎日、ちょっと下のアングルからブヒーン写真を撮りまくってはモエモエしている。はっきりいって雑誌の表紙でこまっしゃくれた顔してるよその子より、うちのブヒーンの方が数万倍可愛いと思ってる。
でもやっぱりブチン!と切れることがある。その後で「怒っちゃやだ!!」と独特な…なんともいえないぶちゃいくフェイスで泣きながら寄ってくるカンカンに「てめーさっきまで人をおちょくってたくせにコノヤロォォォォォ」と思いながら思いっきりチュウしまくってやる。
みっともないけどそんな繰り返しで毎日が過ぎていく。
 
オットに関してはしょせん夫婦は他人なので超えられない壁ってのがあると思いますが(爆)、老後を仲良く迎えられるかは、今の育児期間をどう乗り越えるかに結構かかってるんじゃないかなと思ってます。
ブログやツイッターなんかを見てると「旦那には期待しないことにしています」「期待するとイライラするだけなので」なんて声が多いけど…。それで本当に納得できていて、あと数十年そのままで全然大丈夫♪夫の退職後は何事も無かったように仲良くできます♪♪って人はいいんですが、多分私はそんなに我慢できない(笑)ので、イヤなことはイヤだと根気よく怒り続けます。
ちょっと軌道修正するだけでも、歳月と共に大きく変わっていけるかも知れないし。
 
 
っていうかぁ、
この長ったらしいブログもMAXめんどくせぇーーーー!!!!

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ブログ紹介

走れ!オット&ヨメ in シドニー

http://blogs.yahoo.co.jp/ayako_kanagawa1130

マラソン駅伝ロードレース大好き、酒大好き。ゴールの後は超乾杯!が生きがいの三十路半ば。 ​09年北海道マラソンを完走後、予想外の妊娠発覚につきランニング休止。夫もつられてトレーニング不足気味…?​ 1​0年4月23日息子誕生!さらに6月からシドニー転勤、赤ちゃん連れで引っ越しました。 ​英語はもちろん、分からないことだらけの新生活がスタートしたばかりです。

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