こんにちは
「最近の若者はキレやすい」という言葉をTVメディアはよく流しますが、ボクは思うのです「最近の中年はキレやすい」と。
まあ結論からいえば年齢というのは関係ありません。「キレる人はキレる」のです。
歳をとれば必ず経験から学ぶ成長はしますが、人格的な成長というものはただ歳をとるだけではそうそう伸びるものではありません。いかに人生を歩んできたかがポイント。歳をとりながら視野を広げ続ける人間と、歳をとってもいつまでも時が止まっている人間の間にはかなり大きな差があると思います。
例えば、相手の意見や行動の1〜10までを否定しちゃうヒト。これは実は自分自身を肯定できていないタイプで、相手を批判することで自分のしてきたことは正しいんだと言い聞かせてる寂しい人達です。やりたかった事を無理やり犠牲にしたり、自分の意見を飲み込んでこれまで生活してきたりと、あまりに現実に生きてきた代償っていうんですかね?
これまでの生き方にある程度納得をして生きてこれたヒトは、相手の事も素直に受け止めることができるようです。
また、30を過ぎても言動が子どもだったり、いわゆる”大人げない”ことをするヒト。こういうタイプはある時を境に「時を止めてしまった」人達に多い気がします。特に、同じ環境に長く留まり現状に満足してしまっていたり、その環境内の常識でガチガチにかたまってしまったような人達かと。
いつまでも同じ/過去の話題を引っ張りだしてきたり、新しい技術が現れても吸収しようという気がなかったり、、視野が限りなく狭くなっている状態なので、価値観の違う人間と話しても認めようとしません。そうなると会話が厄介です('A`|||)
「キレる」というのはなかなかの体力と突発的な勢いが必要であり、賢い人はそんなわざわざ疲れる様なことはしたくないものです。若者に多いという話も、経験不足という点ではあながちハズレではありませんが、結局のところ自分の感情のコントロール術を学んでこれたかどうかじゃないでしょうか。
感情にまかせてもメリットよりデメリットが多い事を理性で理解できている人はキレる前に必ずブレーキがかかりますが、そういったコントロール術を心得ていない人はとにかく目の前の怒りを解消するのに必死なようですね。いくら矛盾が生じようと相手の話は聞きませんから、キレ始めたら何を言っても無駄なんです(ボクはもう嫌です、あの答えの見えないRPGをやっている様な感覚)。
いっそ小学生のほうが聞き分けがいいという風に思うときも(笑)
長年の経験とプライドがあるぶん、年上にそういう人がいると対応に困り果てますね、、、高校生の頃ボランティアで遊んでた子達は初めは苦労しましたが基本的に素直だったので、比べてみるとはるかに楽でしたよ。(・∀・)
あんまり「キレる大人」にはなりたくないですね=
『ダメ、ゼッタイ』みたいに
『キレる大人かっこわるい』っていうキャッチコピーが浸透しないだろうか?(笑)
See you.
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