数分間の喫煙がもたらす遺伝子ダメージ。
ほんのわずか数分一服が、癌へとつながる遺伝子の損傷が引き起こすと、アメリカの学者は発表しました。
事実、研究者によって「その影響は直接血流に有害物質を注入するのと同じくらい速い」という見解が厳しい警告として喫煙者になされています。
研究ではまず人間にどのようにタバコの有害物質がDNAに損傷を及ぼすかを記録し、アメリカの医学学会が発行する毒物学の専門雑誌に掲載。
12人のボランティアの喫煙者の協力のもと科学者達はタバコの煙、石炭火力プラントやバーベキュー料理にもみられるPAHsもしくはpolycyclic aromatic hydrocarbonsと呼ばれる汚染物質を記録しました。
彼らはタバコの煙から発見したフェナントレンという一つの特異なタイプに注目。血液を介して確認できるそれは有毒物質から形成されており、「突然変異により癌を引き起こす破壊DNAとして知られている」と研究者は話します。
「協力してくれた喫煙者達からは研究者も驚くほどの最高レベルの物質を時間内に検出されました。彼らが喫煙を終えてたった15~30分の間です。」と研究者。
「PAHのジオールエポキシドはDNAと容易に反応し、突然変異を引き起こし、さらに極めて高い有癌性のPAHがタバコの煙には含まれていることが考えられるため、これらの結果はとても重大なものであります」
科学者を率いるステファン・ヘクトは公害や貧しい食生活という危害など、他のソースからの干渉無しにタバコの煙を吸い込むことの影響についてだけを調査することは有意義なことだと言う。
「この結果は喫煙を始めようと考えている人に対して厳しい警告の役目を果たす良い報告です」とヘクト。
毎日世界中で肺ガンによって亡くなる人は3000人、そしてそのうちの90%の死因は喫煙が原因です。
(アメリカ癌研究所の研究より)
元記事;VANCOUVER SUN
http://www.vancouversun.com/health/Smoking+causes+gene+damage+minutes/4119613/story.html
日本も近年では禁煙意識が高まっていますが、まだまだ他の国と比べたら規制は緩くタバコを吸いやすい環境にあるようです。
カナダでは建物内での喫煙は全面禁止、屋外でもエントランスから数メートル(3メートルかな?)離れた場所で無いといけません。値段も一箱日本円でいうと700円〜1000円とかなり高め。
おとなり韓国でも喫煙スペースの規制が厳しいため、日本はまだ緩いほうだと言われます。
ボクのルームメイトさんいわく、若い内は大丈夫だけど年を取ってからが大変らしいので、できることなら初めから吸わない方がいいそうですね(*・ω・)
お金もかかるし身体も壊す、、、、恐ろしい嗜好品ですなあ(笑)
See you.
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