私の雇用主Hはネットワークを広げるための努力を惜しまず、異業種交流会や勉強会にもいろいろ参加している。その中の1つに人前で話す(Public Speaking)技術の向上を目的にしたものがある。毎年9月ー6月が活動期間で人数も10人前後のこじんまりとしたものらしい。今朝Hと仕事の話をしていた時に、新年度(今年の9月)から私も参加してみる気はないかと聞かれた。
カオルもいずれは人前で話すこともあるだろうから、少し勉強を始めたらどうかしら。フィードバックももらえるし、何より自信につながるわ。
自己啓発なのでその会に参加する時間の給料は出さないが、参加費はHが出してくれて帰りは自宅まで送ってくれるそうだ。この話を聞いた時の私の気持ちは
有難い話だけど気が重いなあ。。。
というのが正直なところだった。人前で話すこと自体はあまり抵抗がないのだが(日本で時々100人近い人を前にしてプレゼンをしたり、講習会の講師をしていたからだと思う。)それを英語でするとなると話は全然ちがう。普段の会話でもアップアップな私だ。英語が母語の人たちが人前で話すためのスキルアップのための場であることを考えると気後れしてしまう。だが今後顧客に1人で行く可能性もあるので、人前に限らずスピーキングに磨きをかけなければならないのも事実だ。
語学の勉強には終わりがない階段を上っているようなものだ。しかも段差が一定ではない。あるところは段差が少なく何段歩いてもあまり上らない(上達しない)が、あるところは段差が大きく一段超えるのも大変だが、その分一気に上る(上達する)感じだ。たまに平らな状態(横ばい状態)が続くこともある。今の私はちょうどこの横ばい状態が続いている感じだ。Hからの提案があった勉強会への出席は段差が大きい階段を上ることになるので、苦労しそうだが、その分一気に上達しそうな気もする。だが一方でついていけなくて転げ落ちるかもしれない不安もある。
9月までは時間があるのでHには前向きに考えてみると答えておいたが果たしてどうなることやら。
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