普段は事務所で黙々と仕事をしている私だが、時折Hのお供で客先に同行することがある。
客先では私はHのアシスタントとして紹介されミーティングに加わる。ミーティングはもちろんだが英語で行われ、Hのアシスタントとして私はメモを取り、後で議事録にまとめるのでけっこう緊張する。何故かと言うと
専門用語が飛び交うからだ。
何回も書いているがHの業務は少し特殊で、会計と税務以外に、基本的な法律、会計システムの知識も求められる。顧客は私がアシスタントレベルでこれらの知識を持っていて、顧客の現状を理解していることを前提として話を進めるのだが、内容によっては半分くらいしか理解できないこともある。だがその場で私が理解できなかったことを質問するわけにはいかない。下手に質問すると顧客に不信感を与えるし、時間のロスにもなるからだ。その場ではHと顧客の会話を集中して聞き大事だと思われるポイントをメモしておいて、事務所に戻ってからHのメモと突合せてわからない点は確認するようにしている。。
最後に同行したのは去年の9月だったが、昨日久しぶりに客先に出かけた。そして例によってミーティングに参加したのだが、以前より聞き取りが楽になっていることに気がついた。
毎日オフィスでH、G、Rの会話を聞いているからかもしれないが、少し業務知識がついてきたことで聞き取りのポイントがわかってきたのかなもしれない。
最近は電子辞書も持参しなくなった。ビジネスプログラムの初年度は持っていってたのだが、辞書を引いていると授業についていけなくなるので、いつのまにか持って行かなくなってきた。テキストを読む時に全く辞書を使わないわけないが、いちいち調べていたら全然時間が足りないので多少わからない単語があっても読み進めてしまうようになった。
私が英語を真剣に勉強し始めたのは30半ばを過ぎてからである。10年がかりでカレッジで授業を受けて、仕事に使えるだけの英語が身に着きつつある。
継続は力なり。
を実感した日だった。
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