今日から急に20度以下で肌寒くなりました。
秋らしい天候です。
最近、若い駐在の方々が増えて来て
お子さんの年齢層も下がって来ているように思います。
この1ヶ月で、3人の方から
『4~5歳』のバイオリン指導をして頂きたい。
ご連絡いただきました。
とても有り難い事です。
ありがとうございました
今まで、5~6歳の生徒も何人も指導させて頂いてきました。
小さい子の指導は簡単ではありませんが、笑顔が苦労を忘れさせてくれます
(母が日本から以前送ってくれていた、オモチャのバイオリン。これ、弦が針金で、弓が弦を触ると電子音が鳴るようになっています。電子音を曲のリズム通りに弾くと、立派な1曲に!!!
娘には少し小さめですが、
まだまだオモチャで十分です。本物持ったら、、、投げて壊されそうです。。。
娘ちゃんも、来年からママと少しづつピ•ア•ノの予定です)
バイオリンを将来的に習わせたい、と思っているお母様達へのアドバイスです。
まず、私が5歳の子を受け入れる時にして頂くお約束。
1、お母様も一緒にレッスンを受けて頂く(理解も)。
2、週3回は、ご自宅でお子さんと一緒に15分程度の練習と復習をして頂く。
(^∀^)
この2点です。5歳になりたての子より、5歳半ばからが、、、まずは良いでしょう。。。
週1だけの、私のレッスンで5歳の子の上達を望むのは、不可能ですので
最低でも週2~3回は、ご自宅での復習練習が必要となります。
そのため、お子さんだけでなく、お母様にも負担がかかります。
もし、お母様の負担を少し減らしたい場合は、
小学校2、3年でのバイオリン開始がベストですが、
それでも、お母様がある程度バイオリンを理解している方が、お子さんの上達の鍵となりますので、子供の理解力が着いてくるまでは、お母様にレッスンは同室していただいています。
(小学校高学年からは生徒だけのレッスンで可能です)
バイオリンは、ピアノと違い
座って、蓋をあければ、音が出る
という楽器ではありません。
「左肩と首にバイオリンを挟んで」
と言う、普段の生活でない姿勢は、大人でも、、、慣れるまで辛い体勢です。
オーケストラや学校オケでは座って練習しますが、
個人レッスンは基本的に
『起立』レッスンです。
5歳の子のレッスンは、
15分 バイオリン
15分 音楽についてのお勉強(リズム&音など)
計30分のレッスンを行いますが、
ある程度、子供に集中力ができ、理解力が速くなって来た頃がバイオリンの始め時。
『バイオリン、、、子供が習いたいって言ってる。。。』
『バイオリン、、子供に習わせたい。。。』
『でも、、、まだ幼いなぁ。。』
と思われているお母様!!
まずは、ピアノです!!!
ピアノは3歳からでも習える楽器です。
私も3歳ぐらいから、ピアノを母が教えてくれていました。
ピアノで
集中力
リズム感
譜読み
音感
をつけておくと、バイオリン技術習得に大活躍!!!
ピアノで15分も座っていられない子は、バイオリンレッスンの起立15分は無理です。。。
そして、バイオリンは耳が命!!!
耳は、すべての音楽に共通する事ですが、
バイオリンは自分の耳で音を取る、特殊な楽器。
ピアノみたいに、既存の鍵盤を押さえて音がでるわけではありません。
バイオリンの弦は、
4本しかありません。
そのたった4本で、ピアノの鍵盤の音を作る事を想像してください。(一番下は、五線紙下のソまでしかでませんが。。。)
リズム感、、、は持って生まれた素質、、、が大ですが
絶対音感は、5~6歳までについてしまいます(頑張っても駄目な子もいますが、諦めず訓練すれば相対音感が習得できます)
バイオリンを習わせたい!!と思っている、保護者の方々
ぜひ、ピアノをまず先に考えてみて下さい。
ピアノを勉強中、自然にバイオリンの習い時がわかってくると思います。
ダブリン学区は小学校5年生から、Strings Programがあります。
正直、小学5年生からだと、バイオリンを始めるには少し遅いです。。。
(学校の勉強の一環としてバイオリンを学ぶ事は『遅い』とは別で、とても良い授業だと思います)
私の経験上、
「あ~~~、この子、、、もう少し早くバイオリンを習い始めていたら、、、もっと先行けたのになぁ。。。」
「高度な曲も弾けただろうに。。。」
「音大行けただろうに。。。。」
と考える事も少なくありません。
まぁ、、、音大出ても食べて行くのが大変な世の中なので、、、あまり音大進学はおすすめできませんが、、、
日本には、素晴らしいアマチュアオーケストラが幾つもありますし、
日本の大学の学生オケも、本格的で私の生徒達も音大へ行かなくても、大学オケで楽しんで弾いています。
ので、、、バイオリンが上手である事には超した事がありません。
オーケストラで弾くには、ある程度の技術が必要です。
将来、音楽が人生の宝となってバイオリンなどが一生側にあると言うのは、その子の人生が豊かになると思います。
一見、無駄に見えそうな上層教育ですが
わざわざ枯れるお花を家に飾るために買う
家の外に、綺麗なお花を植える
家の中を飾る
こんな事と一緒で、音楽は生活に幸せを与えてくれると私は信じています。
バイオリン開始のタイミングは難しいですが、
音楽のすべての基本
『ピアノ』を習得する事は、脳の発達にも良いそうです。
しかも、
ピアノは、日本の音大の副科で必ず入試項目に入っています。
将来、保母、保父さんになりたい人もピアノは必須です。
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