こんにちは。
金城です。
僕が理事をしている大学から嬉しいお知らせが。
実はタンザニアの小さな農業大学の理事をしておりますが、
その大学から「卒業生の一人がビジネスを始めて、そこそこうまくいってる」という嬉しいお知らせが。
以前にもブログに登場したこの子ですが、
名前がレイナちゃん。実は大学在学中に両親を失い、帰る家を失いました。
ただ、彼女は本当に優秀な生徒で、農業にもとても興味があり、このまま路頭に迷わせるのも本当に残酷でかわいそうでした。
そこで、日本からの手伝いもありながら、独自の奨学金制度をつくり彼女は無事に卒業したわけです。
彼女の卒業式の様子は以前にも記事にしました。
■レイナちゃんの卒業式
そのレイナちゃんが実は卒業後も大学に残ることに。
彼女いわく、「帰る家はここしかないと」
なので、大学の職員として迎え入れました。
そんな彼女は最近「うずらの飼育のビジネス」を始めました。
そして、高額で取引されるウズラの卵を売って、そこそこ良いビジネスになっているようです。
それが今回の嬉しいお知らせ。
実は普通の卵が150シリングに対して、ウズラの卵は一つ500シル~1000シルになる場所も。
ニッチだけどじわじわと成長している新しいビジネスのようで、彼女はいち早くそれに目をつけたそうです。
僕まで嬉しくなった出来事でした。
これからもレイナちゃんにはタンザニアのビジネスウーマンとして成長から目が離せませんね。
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