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No.1564 日本の家族制度(8)

ジャックフルーツ 29日(土)曇り時々雪。見ると話に国会のニュースを見ているが、ウンザリである。政策論争はそっちのけで揚げ足取りばかりだ。野党が与党を批判するのは当然だが、お互い勝手の立場を逆転させただけだ。一番醜いのはマスコミで、その対立を煽るだけだ。

 先日のサッカー韓国戦である選手が日本に対し侮蔑的な態度をしたことが話題になっている。スポーツ選手としてあるまじき態度だ。私が嬉しかったのは、その行為に対して韓国国内のネット上で批判が巻き起こっているという。つい10年前には考えられなかった。

 その韓国選手は応援席にかっての大日本帝国軍隊の軍旗であった「旭日旗」をみてその気を起こしたと言ったそうだが、もし事実なら日本のサポーターも配慮が足りないか無知と言うしかない。東南アジアや中国、韓国でこの旗がどんな意味を持つか知るべきだ。

ハノイ城 少年非行防止に関する内閣府調査によると、大きな役割を果たすのは「家庭」と答えた人が76%、「地域」が12.9、「学校」が4%だという。この数字だけを見れば、国民の意識はまだまだ健全で期待が持てそうに見える。しかし現場の教師から見れば異論があろう。

 Chuaさんは自分の娘たちへの禁止事項の筆頭に「友人宅でのお泊まり」を上げている。親同士の同意があれば私は構わないと思っているが、現実には「ダメ」と言えないまま許しているか、放任している親が日本では多いのではないか。これなどまさに親の問題だ。

 そもそも日本の学校や親の意識におかしなことがあり過ぎる。学校の規則の中に「スカートの長さ、髪の毛に関すること、外泊、旅行に出る際は学校に届け出る、休み中のバイト禁止、買い食いの禁止、海には3人以上で、学校に持ってきてはいけない物」等々。

対日戦では地下司令部に 法で禁止されているもの、明らかに親の判断に帰すべきもの、学校が呼びかけるとすれば、安全を考え海には3人以上がいいね、というくらいのものだ。I中時代のカナダ人のALTが私に言ったものだ。「決まりの細かい割に授業中はいい加減ですね」と。

 私は最後のK中赴任の年、授業が始まると教室の後ろでトランプをやる、マンガ本を読む、ウオークマンを聞く子どもたちがいた。私は断固それを許さず、言うことをきけなければ外へ出ろと言った。彼らは喜んで出て行ったが、対応するのは空き時間の先生方だ。

 厳しさとは個人の嗜好に属する服装や髪形を注意することではない。私の授業でも受けたいと言ってくれる子どもたちの権利を守ることだ。生徒指導の厳しさをめぐってどれほど不毛な論争を何年にもわたって繰り返してきたことか。親も同様である。

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