日本の観光庁の発表によると、このたび、世界ベスト10で9位に入ったらしい。
何の9位かというと・・「世界の観光競争力」というもの。
それによると、日本がベスト10位内に入った理由は・・・
1、観光客へのサービス”おもてなし”・・コレが重要な決め手だったらしい。
2、鉄道・インフラの質。
3、テロへの脅威の無さ。
4、下水道など、衛生施設の整備。
5、清潔な飲料水。
6、病院のベッド数。
7、エイズウィルスに対する安全性。
8、その他・・・・・・
価格競争力では・・・世界で119位だって。これは、厳しいねぇ。
空港使用料や燃料費などからも国別に算出したとか・・・。
NHKのニュースによると、「観光競争力」の世界のランキング結果は・・・
1位、スペイン・・2位、フランス・・3位、ドイツ・・4位、アメリカ
5位、イギリス・・6位、スイス・・・7位、オーストラリア・・・・
8位、イタリア・・9位、日本・・・・10位、カナダ・・・・・・・
ほとんど、欧州が順位を占めている。その中の日本ってやはり凄い国なんだな。
ただ、いつも感じるけど、必要以上に親切だったり、島国の「井戸の中のカワズ、
大海を知らず」・・も否めないと・・思う時がある。
これだって、そうだ。普通の駅の男女のトイレだが、延々と何度も何度も
テープのスピーカーで繰り返す女性の声・・この前で人を待っていると、
うるさくって逃げ出したくなる。携帯電話会話だって聞こえない。
しゃべりの内容は「右側が女性で・・左側が男性デス・・真ん中は・・・」
こんなの言わなくったって当たり前でしょ。
もっと大きく、色と男女のマークで、区別すれば、うるさいオームの
繰り返しのおしゃべりは要らない。
空港でも、他のデパートのエスカレーターで、聞こえてくるのは、繰り返しの
安全へのオーム的女性の機械的声の呼びかけ。必要最低限でいいのではと思う。
・・・日本の「過度の親切」「押し売りの親切」も感じる。
このエレベーターは、身体障碍者用でもあるので、大きく分かりやすく。
こういう考え方、取り組み方は、素晴らしい事だと思います・・・・。
バスの車内を見渡すと、その優しさ感じる。段差にはいつも明るいライティングが
施され、人の乗り降りにも気を遣う設計・・・海外にいると、”日本の普通”が
ほんとに素晴らしいと感じるのは確かです。 (バスについては先日書いた)
下の写真のような、優しい日本人的考え方見方が、世界に共感を覚えさせたのでは
ないでしょうか。 外国人に対しても「ちょっと気づかう、そっと見守る」
「ありがとうございます」「どうぞ」・・・・・
過去に、エスカレーターの事故がいろいろあった。国土交通省も、会社、
メーカーも訴訟は避けたい。事故が無くて、安全・安心で乗ってくれれば
それは、皆がいいことですが。
ただ、非公開の、黙認的な、事例もあるんですねぇ~。
このポスターを読むと「エスカレーターを歩くと、どうして危ないの?」とある。
答えは、暗黙の内に”危険だから歩くな!”と言っています。
しかし、現実は、皆さん、端を開けて、歩ける状況を作っている。この姿は、
ある意味、急ぐ人への「譲り合いの優しい行動」と受け取れそうですが。
本来、本音は、違うようですよ。だってポスターでは「危険だから歩くな」と
言ってますから。だからと言って、2列に並んで立ち止まれば、後ろから
登ってくる人に、ブ~ブ~文句を言われそうだな。
・・・・暗黙の了解??本音と建て前??どっちが正しいのか分からない。
エスカレーターの皆の頭は、右端は開けておくもの・・という概念があるはず。
韓国で、右じゃなくズラッと「左が開いていた」ことがある。それもたまたま
なのかいつもそうなのか、正しいのか何なのか・・わからなかった。韓国ダカラ。
エスカレーターの事は些細な事例として書きましたが・・・。
日本が「観光競争力」で世界で9位に浮上したことは喜ばしい事。コレ嬉しい。
オリンピックに向けて、もっと、国民全体の内面の「おもてなし」の精神と
ハード的な部分の調整、促進も、進めていかないと・・と思う。
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