肉骨茶(バクテー)ってなに!?
肉骨とはスペアリブ(骨付き豚ばら肉)のことですが、お茶ではありません。鍋料理です。
骨付きばら肉や内臓を漢方薬のスープで煮込んだ鍋料理です。
スペアリブから出る濃厚なスープが漢方のスープとマッチして非常においしい鍋料理です
マレーシアのクアラルンプール郊外にあるポートクランという港で過酷な荷役で汗を流していた中国系移民の港湾労働者がスタミナ補給のため、朝ごはんとして食べていたのがバクテーのルーツ。
バクテーを自宅で作ってみた。”本格的”なんて、しません出来ません。
市販の「バクテーの素」を使います。スペアリブはTTDIのスペアリブを。
塩をすり込み、袋に入れて、冷蔵庫で半日~一晩。これ、やっても
やらなくってもいい。ジップなんとか、無かったから、スーパーの袋。
ワタクシめの変わっているところは、一応、合いそうな具材があれば
入れちゃうこと。冷蔵庫にあった「グアバ」と「ジャガイモ」。
本来のシイタケがないので、「エノキ」を追加。にんにくは、丸房2個。
材料は、「バクテーの素」と オイスターソースと醤油と、漢方具材。
肉は洗うか、さっとボイル・・ボイルは省略OK。さて、圧力鍋でいく。
ピンの部分に具材がなるべく絡まないように、収縮自在の落し蓋を。
お~ッ、出来上がった。 25分”加圧”してピンが落ちた後に
エノキとか、ジャガイモなどを入れ、なじむまで煮込む。
ポイントはいろいろあるでしょうが、投入した後の「バクテ―の素」
の袋にハサミで切り込を入れ、大さじ軽く山盛り1杯位鍋に入れる。
そうすることで、”いかにも本場”の「バクテー」の雰囲気に近づく。
これ、ホント!!
アレンジしたけど、美味しく出来上がった。加圧中のあの水蒸気は、
バクテーの香りがブンブン・・・。ここ、マレーシアだなぁ~と思った。
クレイポットがないので、グラタン皿で・・・・・供します。
骨がこのように、キレイにはがれる。これでこそ「BAH KUT TEH 」だ。
KL街場のバクテーのお店で、はがれないスペアリブもあるけど。ありゃ
バクテーじゃない。
今回は、この肉骨茶の素を使った。いろいろある、かなりの種類がある。
相変わらず厨房に立つと、ビールに手が伸びる。ちょっと控えねば。
バクテーの本場、「クラン」に何度も行っているけど、あそこはある意味、
昔から「肉骨茶・・」、いい意味で、「骨肉の争い」をやっている処だ。
追記・・・・・・・・・・・・・・・・・
近日中に、今日のバクテー改訂版を書きます。入れる材料を自分流にアレンジ。
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