コロンバス交響楽団

コロンバス交響楽団のコンサートマスター

が辞職を決意しました。。

私もお世話になった恩師なので、寂しいです。。

Charls Wetherbee　２０１１年1月１８日記事
（コロンバスディスパッチ新聞英文記事）

現４４歳
カーチス音楽院を卒業
１６年間、コロンバス交響楽団の第一バイオリン首席者
ソリストとしても日本で演奏活動を行ったりしていました。
彼の十八番は、
メンデルスゾーン　バイオリン協奏曲
コンゴールド　　バイオリン協奏曲

日本人の指揮者、

広上淳一さんがコロンバス交響楽団の音楽監督になられる前から、

コロンバス交響楽団は、経営困難に陥っていました。

広上淳一さんも、数年前に辞任。

オーケストラメンバーも、給料を３０％以上カット。。

第二ヴァイオリン　首席奏者
ヴィオラ　首席奏者

のオーケストラ求人を見ましたが、

１年間のお給料が、、

＄３３.000...... とは驚きました。。
（約日本円で２５０万）１ドル＝８３円で計算。

もちろん、オペラ、バレエ伴奏などの臨時演奏費は別です。

２５０万って、、１ドル＝１００円で計算すれば３３０万ですが

それにしてもこれって、

日本で大卒レベルの初任給ではないですか？

こちらは、

首席奏者＝会社で言えば最低でも課長レベルですよ。。

しかも、簡単には職に就けない

オーケストラ演奏者ポジション。

一席に５０人～の応募者が。

オーディションまでに、毎日毎日４時間以上練習。。

首席奏者はセクション奏者（その後ろ）よりも、もっと厳しいオディションを勝ち抜かなければいけません。。

首席奏者で、このお給料と言う事は

他のセクション奏者達は、もっと低いんです。。

私も何人か知っていますが、

オーケストラのPermanent position(seat)永久席を持っている人たちで、
幼い子供を支える人は、家族を支えるために
オフィシャル　leave（お給料はもらえないけど、シーズンが始まる前に席に戻るか戻らないか決める事ができます）をとって、
他の仕事に就いた人

他の州にとりあえず友人を頼っていった人

を知っています。

（前）コンサートマスターの、
Charls Wetherbee　チャールズ・ウェザビーさんは
カンザスオーケストラのコンマスポジションの最終テストを来月受けるようですが、

彼の弦楽四重奏グループ

Carpe Diem にも力を入れるようです。

あぁ、、本当に音楽の世界で食べていくって

大変です。。。。

次のコンマスは誰になるのでしょうか。。

コロンバス交響楽団は、今年から新たな若手音楽監督を迎え、再建に向けてがんばっていますが、

楽団員さん曰く、

「元にもどるのに、１０年はかかるね。。」

と言っています。

時間があれば、ぜひコロンバス交響楽団のコンサートへ足を運んでみてください！

素敵なコンサートがいっぱいですよ～。
日本では高額なコンサートも、こちらでは比較的お手軽です。
みんなで応援しましょう！

私もぼちぼち、、アソシエート（サブ）のオーディションに向けて練習しようかな、、って思っている所ですが

現実の厳しさを知っているので

腰が重たいところです。。

オーケストラ弾きと
ソロ弾きは

違うんですよね。。

～今日の海ちゃん～

見事に！！
たぁ～君にフィットして、覆いかぶさっています

笑ってしまいました　(⌒-⌒)

まだ、毎日たぁ～君のお腹

プニプ二押していますよ～。

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