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見える階級/見えない階級。


なぜ欧米/北米社会に生きる人達は定時に帰りプライベートを大事にできるのか?




それはもう、階級社会というものがそうさせてるからです。
大学を出た時点、会社に入社した時点でそのひとが今後出世して高い地位につけるか、そうでないかがすぐわかるのだそう。わかっているから割に合った仕事をし、定時に帰り、家族との時間を大切にするのです。
けっして怠けているとかでもないし、誰もが華やかで自由な生活を送っているわけでもない。ただ給料に見合った生き方をしているわけで、出世も昇給も見込みが無いのにこれ以上身を削ってなんになるの??っていう発想。



逆に出世コースに乗れた人達は寝る間も惜しんで激務をこなし、それ相応の高額所得を得るのはこういう社会では当たり前。CEOなんかになっちゃったら休む暇もないでしょう、、、、能力主義とはこのことですね。
ハイリスクハイリターンというのかわからないけど「これだけの仕事をしたんだから高収入は当然」っていう考えかたがあって、日本の外国人社員や、どっかの国からやってきた外国人が日本企業の代表として就任したとたん超高額な役員報酬を請求してビックリ!なんてニュースはよく聞きますよね。そういうことです。

特にアメリカなんかは人種差別も酷いし貧富の差も酷いし、完全に生活エリアが違うそう。白人至上主義・・・はまだまだ全然あるというか、ヒスパニック系やアジア系などは街を歩いていても居心地の悪い、厳しい視線をどうしても感じてしまう白人だらけのエリアも多いと聞きます。
ロサンゼルスに滞在していたという人は「あの街は大嫌いだ、あんなとこ住むところじゃない」と散々言ってました(笑)



彼の話によると、名前だけはみんな知ってると思いますがウォルマートっていう超大型ショッピングセンターってありますよね?ボクもカナダにいて何故かチラシを発見したりするんですが、アレって貧しい階級の人だけがいくような店らしいですよ!?、、、ちょっと驚きだったんですが、めちゃくちゃ品揃え豊富で安いあのお店、そこそこの暮らしをしてる人はあまり行きたい場所ではないようです。



それと、なんでアメリカは肥満大国なんだろうって思うことありません?そりゃもちろんそれだけの量を食べるからですが、、、、あの国もストレスが凄いからっていうのも一つの理由かもしれません。変わる事の無い生活に嫌気がさしても、発散することが食べることしかないからとにかく食べる、食べる、食べる。そして太る。食べなきゃやってらんないんですよ('A`|||)





他の人にも言われましたが「アメリカは短期滞在はいいけど、絶対に一生を過ごしたくない国」だそうです。まあ、合衆国なのでね、一つの州はもはや単体の国のようなもの。州が変わればすべてが変わる、、「アメリカ」って一概に話すことは本当は難しいのですが、共通して言えそうなのはとにかくクレイジーな場所ということ☆

できればあんまり行きたくない国の一つかな、、、はは。















しかしね、、、、日本という国も実は似たような構造になってきているのよ〜〜〜(汗)
そして日本らしさも相まって世の中がどんどんおかしい方向に・・・・・






ずばり、日本も階級社会です。学歴主義というのが顕著に表しているけど、それよりも恐ろしいのがそれでも階級があるというその事実を曖昧にしていること。





『誰にでもチャンスはありますよ〜〜〜』みたいな触れ込みでどう考えても出世の見込みのない人までも採用試験を受けさせたり、ハードワークをさせる風潮、これが恐ろしいのです。Terribleです。
初めから「この会社の役員以上になるにはOO大学を卒業した者のみ」とか、「出世できるのはこんな人だけだよ」ってはっきり言ってくれればあきらめも早いのに、あたかも平等かのような態度をとるからみんなが疲れる。
受験・入社した時点で出世コースに乗る人材っていうのは実は決まっていたりするのに、それを公表しないのよね、、、、
(最近の企業&大学生の雇用機会のミスマッチってやつもコレが原因でしょ?)



日本人の真面目さといいますか、訳のわからない努力主義といいますか、、自分の仕事を早く終らせて定時に帰る人間よりも、仕事ができなくて遅くまで残っている人間のほうが高い評価をされてしまうような世の中で、欧米社会のように割に合った生活なんてものは不可能に近いですしね。
出世頭も万年平社員も関係なく激務をさせられちゃうって欧米人からしたらありえないだろうさ。階級や給料に見合った生活なんてしようとしたらハネられちゃう、、、だからどんどん日本は疲れてく( -д-)








カナダなんか企業がレイオフしようと思ったら3日前に本人に告げれば良いだけ。簡単に人を辞めさせる事のできる日本以上にシビアなシステムなのにのんびりしてますよ〜〜〜?
それはやっぱりストレスの感じ方が違うからでしょうし、プライベートを大切にするのが当たり前っていう風な風潮があるからでしょうね。みんな5時になったら急いでスカイトレインに詰め乗って帰宅。誰もお金にも昇進にも繋がらない残業なんて嫌なんです。






日本はどうでしょう?「サービス残業?今の世の中当たり前だろ!!1人で甘い事言ってんじゃねえ」という風潮を自ら作りだしてる気がします。自分で自分の首を絞めてる感じ。






まあ、いろんな国籍の人と関わってみてわかりましたわ「ボクら日本人は妬みやすいし、優越感に浸りやすい人種なんだな」ってこと。
自分が不幸なのに相手が幸せそうにしているのは耐えられない。誰かをバカにして自分を正当化したい。
本人は気付かなくても、異国の地にいるとよく見えてくる特性です。(ボクも反省中)



例えばバンクーバーの飲食店業界(ブラックで有名)。日本からの移民者やワーホリなんかは必ずグループを作り、自分より後から来た人間を馬鹿にしていい歳こいて陰湿ないじめが相次いでいるということをよく耳にすします。
だいたい25歳とか過ぎた大人がですよ?アホらしいことしてるとおもいませんか??
外国に来てそんなガキくさいいじめなんてしてるヒマあったらもっと英語勉強しろボケ!!!!!!!(`Д´)ノ


実はボクのマネージャー2人、日系飲食業界ではかなり顔が広いようで、それ相応のたぶんお金と実力のある人達なんですが、彼らもよく話してくれるので間違いないんでしょう。

そして英語がちょっとできる奴ほどできない人間を小馬鹿にする、というのも日常でよく感じること。これは実際接してみないと想像できないかもしれませんが、けっこう酷いときもあります。英語コンプレックスが強いぶん、自分と相手のレベルを常に比べているのかもしれませんね。




ちなみに本当に英語ができる人はできない人間を馬鹿にしませんでしたよ、苦労を知ってますから。




日本人はもう、、、、、とにかく面倒くさい!!ボクが言うのもなんだけどさ(苦笑)
もっとおおらかになりたいもんですね、、、、、


ホント、変化しなきゃいけないよ



(今日は長々と書いちゃいましたね、気付いたらいい時間です。寝ますZzzz.........)













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