「カラフル」に楽しく作ってみました「フルカラー」です。「古い殻」を捨てて「振り
かえらず」ゆっくりじっくり玉手箱。励みへのポチクリいつも有難うございます。
「塩麹」麹には麹菌が作りだした「酵素」がバンバン入っていて、
食材に含まれるデンプンやタンパク質を分解して、柔らかく
したり、糖やアミノ酸・グルタミン酸を生成し、旨みと甘みが
出て漬け込んだりすると美味しくなる・・と聞いたものだから・・
これは、やるっきゃない・・と思ったわけです。
出来合いの塩麹を日本で買ってきたら高いし、意味がない。
こりゃ自家製するしかないと。
きっかけは、例のサンマ料理シリーズです。
「サンマの塩麹の漬け焼き」なんて・・いいじゃないですか。
<塩麹を作るのための材料>
**米麹・・・300g(毎回マレーシアで自家製味噌を作っているので、
日本に帰った時は、必ず買ってくるから、在庫有り)
**塩・・・・100g(今回は、ヒマラヤピンク岩塩しかなかったので
それを使用した)
**ミネラルウォーター・・目安450cc(湯冷ましでも、いいらしい)
水は、ひたひたになるくらい。水の量は調整必要。
麹を綺麗な器に手でよくほぐし、塩とよ〜くミキシングしておく。
家には、この「ヒマラヤ・ロックソルト」(ヒマラヤピンク岩塩)
しかなかったので、これを使用。
水は、湯冷ましでもOKらしい。
基本とされる水の量が少なかったので、この後、水を足した。
<作り方・・>
1、麹と塩を混ぜ、水はヒタヒタ、かぶるくらいに。
2、常温又は冷蔵庫で1週間から10日位発酵熟成させる。
最初は毎日1回は空気を送り込むためにかき混ぜる。水は
ヒタヒタ保つ。あとは冷蔵庫で保存。日数が経つごとに
柔らかくなり少し茶色になってくる。
(マレーシアは、場所によるけど、常温5日〜7日かな)
3、塩麹を作る際の、塩の量でその後の塩味の強さが
決まると思う。強ければ保存に強いし漬かる時間も早い。
弱ければ、緩やか。早めに使い切る事が必要。
4、熱湯消毒した器で冷蔵保存。半年くらいで使い切る。
<自然の発酵調味料として・・>
発酵食品の塩麹には「酵素に乳酸菌や酵母」も三角関係で参画。
普通の塩に比べて、出来た段階で、すでに栄養豊富な塩味の
「自然な調味料」と変化しているわけだね。食材を柔らかくする
働きがあり、これで塩味をつける時には少なくて済むし、普通の
塩が不要になる。塩味に、すでに旨み成分バンバン。
<塩麹の5つの効能>
せっかく、海外で作るわけだから、効能などにも興味があった。
「ヒルナンデス」2011年11月1日放送からの情報のまとめでは。
1、疲労回復効果
ビタミンB1・B2・B6などの栄養素たっぷり。
2、ストレス軽減効果
ギャバ(GABA)がストレスからの神経を鎮める働き。
3、便秘解消効果
含まれる乳酸菌が、毎日の排便を整えるとか。
4、老化予防
活性酸素を中和してくれる働きがあるらしい。
5、美肌効果
筋肉や骨、血液を作るに必要な必須アミノ酸は体内で合成は
出来ない。必須アミノ酸は9種類あるらしいが、塩麹には
9種類全部含まれているそうだ。
(・・・・・・そう言われても、実際のところ・・・効果は分からん?)
<自家製塩麹の保存方法>冷蔵庫で約半年間保存可能だと。
冷凍保存もOKと聞いたが・・自分は冷凍もやってみよう。
見た目は、甘酒と同じだ。香りも全く同じだ。違うところは
甘酒は、なめると甘いけど、塩麹は全く同じ香りのくせして
しょっぱいんだ。あの神々しい香りはそれこそ郷愁の香り。
心地よさに酔いしれる・・ギャバギャバ酔いしれる。
<塩麹の使い方は・・>
1、塩の代わり・調味料として使うという考え方で納得。
2、漬ける場合はその漬けるもの重さの10分の一が目安だって。
3、漬けすぎると塩分が強くなる。野菜や魚では違う、多少の
試行錯誤があると思う。めげずにトライ。一度サンマを漬け
すぎたことがある。忘れてしまって、冷蔵庫に丸2晩も眠って
いた。アラマしょっぱいこと。野菜や、魚の大きさや、肉類、
あとは時間の関係で最初は失敗があるかも・・ね。
<メニューは、料理は、使い道は・・・>
1、塩麹漬けの豚肉ローストポークや焼き肉類
2、キュウリ・白菜・カブ・キャベツなど葉物などのお新香など
3、塩麹漬け豆腐ってのもあるらしい。
4、魚類・・さばやサンマの塩麹漬け焼き
5、鶏肉だって手羽元やモモ肉ステーキだってOK
6、ゆで玉子の塩麹漬け
7、スープにも使えるって。通常の塩分の4分の一で。
8、炊飯で米3合に対して塩麹大匙1杯で美味しくなるんだって。
(8番これ、やっったけど、個人的には好かない・・美味しくない)
<焼き方は>・・・・これが一番難しいんだ。
粕漬の焼き方と似ているよね。キッチンペーパーなどで軽く
拭き取る方法。そのままつけたまま焼く方法。洗う方法。
フライパンにクッキングシートを敷いて、乗せて、フタをして
焼くが、最初からフライパンを熱しないで、最初から弱火~
弱い中火位で焼く。
7分位でひっくり返す。反対側を焼くが、焼き色を見せたい
方を最初に焼く。でも、注意深く見てないと焦げるので、気を
つけよう。自分はクッキングシートとアルミホイル兼用で火の
調節をはかっている。
(毎日1回は、かき混ぜて発酵させる事。このように、溶けてきて
ドロっとしてくる。ピンク塩なので、元々薄茶色になってますが、
普通の塩でも、一週間も経つと、薄茶色になってくる)
甘酒のような、神々しい香りがしてくる。
割れないように、熱湯消毒をしたビンなどに入れ、日付を
書いて、冷蔵庫に保存。少しづつ使っていこうっと。
「塩麹」もいいけど、発酵食品の「塩酒粕」ってすごい健康エキス
もあることを思い出した。最近注目されているんだって。
長々と書いてきたけど、最後のポイント!!
漬け込んだはいいが、魚や肉は、焼き方が難しいんだよね。
こんなブログでも、いつもお読み下さり、有り難うございます。応援ポチは下。
これッポチ。ランキングに参加中。あなたのクリックが大いなる励みです。