おはようございます。
今週は人材についての話が多いですが、本日もその一つです。
うちの会社に新しく入ってきたスタッフに言うことがあります。
それが、「メッセンジャーにはなるな」です。
この言葉は日本人であろうが現地人であろうが関係なく全員に言っている言葉です。
どういうことかと言いますと、新人というのは基本的にすべての仕事に対して自信がありません。
そこで、ミスを恐れて交渉先と上司の間でメッセンジャーのような役割を自ら選択することが多い。
状況などを上司に伝えて判断をしてもらい、その判断を交渉先に伝える。
そして交渉先からカウンターオファーをされたら、それをまた上司に伝える。
これは結構恐ろしいことで、自分の頭では何も考えないということにほかなりません。
そうすると、経験を積んでいるようで何も経験を積まないのです。
そして、自分がいざ上司の立場になり、物事を判断しないといけなくなったら何一つできない人材になってしまいます。
それは会社としての損失だけでなく、そのスタッフの人生の損失でもあります。
そもそも、会社として新人に任せる交渉なんて成功しても失敗しても会社に大きな影響を与えることはありません。
その新人の教育のための場でもあるのです。
ミスを恐れるばかりにメッセンジャーになってしまうことこそ害悪。
うちの会社には今までもこれからもインターン生が入ってきます。
そのインターン生が卒業までの間に、自分の頭でしっかり考えて判断していけるような人材に成長すればと願っています。
自分の頭で考えて判断したことしか経験になりませんからね。
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