「カラフル」に楽しく作ってみました「フルカラー」です。「古い殻」を捨てて「振り
かえらず」ゆっくりじっくり玉手箱。励みのポチクリ
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何でこんなに混んでいるの？ ・・・・・
思うに、KLCCの向かい側というのが「ミソ」なのではないかと思う。
若者がガンガン行き来する。普通でさえも他の土地にはない活気を感じる。
そういう中で、アベニューKに「東京豚骨らーめん、ばんからラーメン」
がオープンした。
以前のラーメンのこの記事は、
ここです。
ニンニクは、このすごい重たい装置で、汁も身も、ブチュッとやる。
こういう演出が大事なんだ。わざと高価でずっしり重たい調理器具を
テーブル横に２個設置。それにニンニク好きなマレーシア国民性をくすぐり、
ニンニンいくらでも、ご自由にどうぞってね。日本では十分あり得ること
だけど、こういう専門道具を身近に置くというアイデアは、マレーシア人
には、到底考えつかない細かいポイントだ・・と思う。
これ、あまりに頑丈で重たすぎ！でも使える。わざとかな？。
あらかじめ、伝票に自分で書く。控えレシートがちゃんとくる。控えが
ちゃんと確認の意味で再度来るところはさすがだ。日本とマレーシア
のしっかりミックス方式。日本人的安心システムを取り入れていたゾ。
ランチタイム・・ガンガン混んでいる。でも、今日は、たまたま客全員に・・・
「すみません、今日は、都合で全部出来ません。出来るのは豚骨だけデス」
「あ、そう、う〜ん」「じゃ、豚骨を」。注文から１５分が経ち、やっと来たのは
「すみません、豚骨は出来ません。他は何でも出来ます」
「えッ？？！」「じゃあ最初食べたかった角煮ばんからとみそを」・・「ハイ」
ちょっと変な注文だったけど、オープン後ってしばらく、こういうシーンは
いろいろあるでしょう。
変なのに、変だなとあまり感じなかったのは、終始、満卓で、若者の４〜８人
の団体客がどんどん入って来る。話し声が、うるさくて我々同志の会話が
聞こえないほど。ガンガン入ってくるから厨房がパンクしたのでは？と。
１５分待って、その後、注文から７分で出てきた。スープは？「ウ、うまい」
チャーシューは？「ウ、うまい」麺は？「ウ、うまい」「コシがあってちょうどよい」
ボリュームは？「ほどほど」という事は、うまかったということか、自分には
合っていたということでした。
でも、いつも思うに、特にラーメンは、一口めが美味くても、最後
までスープが飲み干せるほどじゃないと、自分の中では、「うまい」
はないのだ・・・などと、素人なのにエラそうに。
角煮ばんからラーメンＲＭ３０・みそＲＭ２３だった。
実を言うと、ホント美味しかった。ただ、食べていくうちに塩分がどんどん
感じられてくるんだ。みそ味ラーメンも何度かスープを飲んだがやはりそう
だった。自分は薄口が好きというわけではない、むしろ濃いほうが好きだ。
本来は、濃いほうがおいしく感じるように人間の舌は出来ているんだ。
ここは普通に問題のない濃さだったと思ったが・・(奥方女房は途中まで）
マレー人は宗教上、豚はご法度だから客でいないけど、華人系は、豚は
ガンガンOK。マレーシアでも、こういう日本のこってりラーメンが流行り、
ドンドン好きになってきたのだろうか。
だから・・見てください、最近のオープン、あっさりラーメンが少なく、
こってりラーメンが各地でガンガン、オープンしてるでしょ。
基本的に豚さんダメなマレーシアに、背脂たっぷり豚さん大量お国入りか。
(「ガンガン石」というラーメンならぬスパゲティ専門店が渋谷道元坂
にあったのを知っている人はいるだろうか？・・・関係ありませぬが)
中国系はとにかく声が、高い、うるさい、騒がしい。ここも、
しゃべり声が聞こえないくらいガンガン混んでいるラーメン屋さんでした。
面白いことに、日本生粋のラーメン店内なのに、日本人である我々に
キョロキョロ視線を運ぶ、たくさんのマレーシア人がいた。自分達が
外国人みたい。そうです、ラーメン店内でも、我々は外国人なのでした。
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