おはようございます。
最近、タンザニアの国際空港の職員は通常業務とは違う任務にも目を光らせています。
それは何かというと麻薬の密輸者や荷物の取り締まりです。
実はここ数年、タンザニアの国際空港を利用した麻薬の密輸が盛んになっており、問題になっています。
密輸と言っても
タンザニアに密輸される、というわけではなくナイジェリアからタンザニアを経由してヨーロッパにもっていかれたり、逆にアジアから持ち込まれた麻薬がタンザニアを経由してライベリアに運ばれていくというような
「麻薬」をキーワードに西アフリカと東アフリカの闇のルートが出来上がっているわけです。
(最近麻薬をマサイビーズのサンダルに仕込んだりと密輸者も工夫をしているそうです。)
一般的には西アフリカと東アフリカをつなぐ物流は発展しておらず、
交流も少ないと思われています。
ほとんどの場合はコンゴなどの国が中継地点になっています。
中継地点を通してのみ交易のある二つの地域が実は麻薬の直接ルートが闇できちんと確立されてるのは驚きですね。
実は西アフリカと東アフリカをつなぐもう一つの商品が存在するのです。
それが、ずばり!「化粧品」です。
西アフリカのナイジェリアでは様々な黒人女性向けの化粧品、美容品が開発されてます。
縮毛強制剤。美白美容液。セルライト除去。吹き出物用の薬。痩せる石鹸。などなどなど。
女性があれば絶対飛びつくような効果がうたわれる商品ばかりです。
いわくつきもいっぱいあります。
そういった商品は西アフリカからたくさん入ってきます。
またそれらの商品は正当な輸入ルートではなく、闇で入ってきます。
タンザニアでは「化粧品」を輸入する際にはきちんと登録が必要だからです。
成分も調査されるので、
いわくつき商品が登録許可を得れるとは考えにくいです。
(タンザニアの空港で押収された麻薬)
実は【タンザニア化粧品市場調査】後疑問がひとつだけ残ったのです。
どうしても答えを出せなかった疑問です。
化粧品業者さんは西アフリカからタンザニアに商品を自ら運んでもってきます。
そして、彼らのネットワークで売りさばくわけです。
自ら商品を持ち込む際には、本人の移動コストもかかりますし、数量にも限りが出てきます。
でも化粧品は決して高価な値段で取引されてるわけではないのです。
いったい彼らはどうやって収益を出してるの???
それが疑問でしたが、一連の事件と闇ルートの存在をみつけなんとなく見えてきました。
ここからは妄想ですので、信じるか信じないかはあなた次第w
化粧品業者=麻薬の運び屋の線が濃いですね。
裏社会はどこに行ってもあります。
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