インドネシアは貨幣単位が「ルピア」。変動相場制のため、やはり毎日レートが
早変わり、平気で更新しない両替所もあるがそういうところは無視。とにかく
ルピアはゼロが多すぎ。勘違い、慣れるまで大変だ。当然バリでも全く同じ。
レートが変動だけど、小さい金額だし、現地では分かりやすく、1円を100Rpで。
100,000Rp(10万ルピア)って言ったって日本円で約1000円だもん。勘違い
発生。それに、札にカンマがないため、目の悪い人はゼロが増えたり減ったり・・。
今回はレートが円112。00〜119。99まで動く。1万円を両替すると、112の場合
1,120,000Rpになる。119,50の場合、1,195,000Rpになる。差引で
75,000Rpで日本円で750円だ。たった1日の間で両替店の間でその差が上下。
街を歩いて、帰りに同じ両替所の前を通ったら、下がっていたり上がっていたり。
我々にとって「一喜一憂」という言葉はこのためにあると思った。
街を歩いていて、いたるところにレート表の看板が・・・。レートのいいところが
あると、ふと立ち止まり、見入ってしまう。
ある日、両替の時、すり替えられて損をしてしまった。先輩旅マンに言わせれば、
日常茶飯事だそうで、経験豊富な彼らもかなり辛辣な目にあってきたそうな。
向こうも、いかに両替する客からだまし取るかで自分たちの儲けが決まると
いう、公然とした変なルール。だますかだまされるかのゲームみたいだと後で
感じ入った。ゲームならゲームで向こうは見破られないように、こっちは見破る
ように、目が光る。
目を光らせたってだまされるんだ、枚数を数えたってだまされることがある。
向こうは我らをだますタイプを一瞬にして読み取り、この日本人はこの
パターンで行こうとでも思ってるんだろうか・・・などとさえ思ってしまう。
後で、その手口、感心して店を出てから苦笑してしまうことがあった。
こういうことがあった、レートが119.50とある。かなりいい料率だ。Tシャツ屋
さん兼用の両替所だ。1万円を出しルピアに代えたいと。119万5千ルピアに
なるはずなんだが・・。1,195,000Rp。
1、向こうは、最初50,000ルピアを20枚出す・・・・100万Rpになる。
2、次に、20,000Rpを5枚出す・・・・合計110万Rpになる。
3、次が問題だ。5000Rpを1枚出し、1000Rpを4枚出した。1,109,000Rpだ。
500硬貨を1枚で…9500Rpで最後だ・・・1,109,500Rpだ。
4、(ちょっと待ってョ)、結果、90,000Rpが入ってなかった。
結局90,000Rpがない。もらってない。気を張ってなかったせいもあって
しばらく後で気付いたがダメ、後の祭り。悔しい。笑うしかないのか。
5、95,000がいつも間にか、9,500に変わっていた。500硬貨を不思議に思わ
なかったことも、こっちのミス。怪しげな見知らぬ人が周りにいたし、早く両替
は済ませたいし、気が焦っていた。・・・数字のアヤだ。上手だ。感心しちゃった。
反省&両替のポイント
1、だまされても怒らないこと。小さい金額ならゲームだと割り切り、それも
楽しむこと。ギャンブラーになった気持ちで面白い・・と思うこと。
2、レートが一見良さそうなところはやめた方がいい。例えば117.98とか116.99
とか。こういうところは、ほとんど数字を混乱させるところだ。
端数付きは計算しにくくさせる意図ありか?淡々と狙っている可能性あり。
3、少しレートが高くても、出来れば、両替専門店が安心。お土産店など店を兼用
してるとこは要注意。女性がやっているからと言って安心はできない。
4、お金受け渡しカウンターが奥まっているところはやめた方がいい。暗い所も。
5、お金はゆっくり、あわてず、数えること。その場で納得して受け取ること。
6、基本だがお金は出しっぱなしはダメ。見せつけもダメ。まわりに神経を使う事。
7、名刺が置いてある両替所は安心。大きいお金で下さいと言うこと。後でいくら
でもくずせるから。だます所は、小さいお金を数えさせるところがミソ。
8、コミッションフリーと書いてあることを確認するか、両替する前に手数料は
無いかを聞くこと。レートが極端にいい場合、後で手数料を取られることもある。
9、教訓はいろいろある。電卓を持って行っていちいち計算すると納得するかも。
10、こっちが数えた後でも目を離さないこと。枚数を抜き取られる可能性がある。
周りに人がいない方がいいが、不審な人がいる場合は見合わせる。
11、「先輩旅マンご夫婦」が後で笑いながらこう言っていた。1,195,000Rp
だったら、こっちが最初から5,000Rpあげて、代わりに1,200,000Rp下さいと
言ってはどうかと。なるほど!120万Rpだったら、数えやすいからね。さすが
だな〜と感心してしまった。でもこうも言っていた、「向こうは、出来るのに、
出来ないと言って、細かいお金で両替させようとやってくるだろうね」と。
・・・う〜ん、そうか。
<大きい金額の場合は別だが、楽しみながら許容したい・・・それも旅の勉強。
でもな、実際生活上のマレーシアリンギットとなると目の色が変るんだろうな。>
続く・・・。
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