去年日本へ帰国した際に短くした髪が肩より長くなった。
髪を切ったばかりの頃は、レイヤーがかなり入っていた、
ということもあるが、きちんとブロウドライしていた。
だが、髪が伸び、結わえるようになると、
ぐうたらな私は、即座にポニーテールへと移行。
朝、一分でも長く寝ていたい私は、
シャワーの後、タオルドライしただけの髪を
お団子にして出勤する。
それが、ここ何ヶ月かの習慣。
仕事やプライベートで、きちんとした
ヘアスタイルの女性を見ると、
ああ、私もヘアサロンへ行こうかな、と思う。
同時に、やっぱり行きたくないと思う私もいる。
以前にも書いたが、私は乾癬にかかっている。
頭皮にも症状が出ているので、
ふけのようなかさぶたのある頭で美容師さんに
行くのをためらってしまうのだ。
日本では、どうか知らないのだが、
こちらの美容師の学校では、一通り
皮膚の病気や症状等を勉強するので、
大抵の美容師は乾癬に対する一応の知識を持っている。
髪を切ってくれたアメリカ人の美容師は
全員、そんなの気にしないで、と言う。
そして、乾癬の患者さんって、結構多いのよ、
とも付け加える。
まあ、ただの自意識過剰なのだろうが、
こんな頭を洗ってもらって、髪も切ってもらうのが
すまない気持ちはぬぐえない。
そうこう、ためらっているうちに、
髪はどんどん伸びる。
で、伸びきった髪をどうするか、というと、
一大決心をして髪をカットするときに、寄付するのである。
癌の患者さんや、髪の抜ける病気にかかっている人用の
かつらを作るために髪の寄付を募っている
NPO団体があるのでそこへ。
これまで2回寄付した。
といっても、自分で直接したことはなく、
ヘアサロンを通して。
何ヶ月かすると、寄付された団体から感謝のはがきが届く。
髪を伸ばすだけなので、努力もなんにも要らない
(10インチから受け付けているところがほとんどなので
かなり伸ばさないといけないけど)。
それでも、少し誰かの役に立ったのかな、
と思うと嬉しい。
今も、髪をもっと伸ばして寄付しようか考え中。
興味がある方は、ヘアサロンで聞いてみてくださいね。
大抵のところは、本人の代わりに寄付の手続きを
行ってくれますよ。
私の髪が寄付された団体のウェブサイトはこちら。
http://www.locksoflove.org/donate.html
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