昔、日本で一時期、派遣社員をしていたことがある。
お堅い政府外郭団体で。
その時のメインの仕事ははっきり言ってお茶くみ。
朝、出勤したら、まず一番に全員にお茶をいれ、
お昼にもお茶をいれ、
お客がくればお茶をいれた。
軽い打ち上げ等は、仕事が終わったあと、
職場で行われたので、おつまみ等の買出しによく行ったものだ。
記憶があやふやだが、確か通産省かどこかの購買部に
買い物に行ったような気がするが、覚え違いかな?
お酒を買った記憶がないので、多分、誰かが、
持って来ていたんだろう。
そして、もちろん、その打ち上げでもお酒をついでまわった。
そういえば、ここで働いていたときは、偉いおやじに、
「若い女の子が1人暮らししていたら、結婚するときに大変だ」
とか、
「ちゃんと正社員の仕事に就かないとだめだ」
とか、よく説教されていたものだ。
一回は、飲み会で超怒られ、大泣きして、
誰かが間に入ってくれたような。
今思えば、ハラスメントじゃん!
ちょっと話がそれたが、
当時、日本では、お茶くみはOLの仕事の一部だったという話。
今は違うのかしら?
さて、私、アメリカの企業で働いて10年を超えるが、
私の知りうる限り、みんな、お茶は自分でいれている。
お偉いさんも同じ。
キッチンへそれぞれが、飲みたいものを取りにいく。
うちの会社のビルはキッチンがそれぞれのフロアに2つずつある。
一つのキッチンには、コーヒーメーカーがあり、
ティーバッグやココアなども常備してある。
コーヒーメーカーはレギュラー用とカフェイン抜き用と。
もう一つのキッチンには、ソーダなどの自販機が設置されてある。
このキッチンにはお弁当をいれておく、共用の冷蔵庫も。
コーヒーは基本的にポットを空にした人がいれるのが暗黙の了解。
それをせずに、立ち去ったひとは、皆から白い目で見られること必至
(たまにいるんだ、こういう人)。
ちなみに、コーヒー等の補充は、メンテナンス会社から派遣された
清掃をする人の責任となっている。
では、ビジターがあった場合はどうするか?
ビジターとミーティングをセッティングした担当者が
事前にカフェテリア等からオーダーするか、
キッチンへお連れする形になる。
日本のドラマみたいに、
「おーい、斉藤くん、お茶を二つ持って来てくれたまえ」
とかいうシーンはまず見られない。
自分が飲みたいときに、自分で取りに行く。
そう、自分のことは自分でする。
そういうのが肌にしっくりくるかあちゃんです。
P.S. 現在の日本の会社のお茶くみ事情ってどうなってるのかな?
どなたか教えてくださーい!
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