私は日本で生まれましたが、日本の環境が小さい頃から性に合わず常に "出るくいうたれる!"子供でした。
一番記憶に新しいのは、中学1年生のとき。家庭科の先生がなぜか社会を教えだし(人手不足?)白い表紙(カバーをうらがえしたもの)のカバーをした本を一字一句漏らす事なく黒板に書き出し説明は一切なしという授業を行っていた。
黒板を消す事20回以上。書く事だけに疲れる授業に不満を覚えた私は、こっそり休み時間に白い表紙のタイトルを見に行った。
”ハイトップ” 中学1年生社会
早速本屋で同じ参考書を買い、大量のノート写しから解放された私だったが、先生にばれて怒られた。でもなぜ怒られるのか意味が分からず(むしろ効果的だと思ったほどなのに)日本の教育現場に強い不信感と不満を持ちだしたきっかけだった。
就職活動のとき、就活の先生にたくさんの求人を紹介された。英語が得意だったので英語が生かせるという名目の仕事ばかりだったが、その割に給料が低かった。
首を横に振り続ける私に就活の先生は言った。
”あなたはいったい給料とやりがいどちらが大事なの?"
"給料です。" と答える私に先生は激怒し
"あなたにはもう紹介できないわ” と言われた。
私に迷いはなかったのだが、それは日本では間違った回答だったらしい。
そんなこんなで適当な給与の商社に就職。結構キャリアウーマンを目指して?張り切っていたのもつかの間、入社2日目で既に働く気がなくなった。勤続10年の女性社員の仕事と、新入社員の仕事が同じだったからだ。
なんとか2年は勤務したものの重ねてゆく年齢と将来の展望が見えず留学を決意。
留学のきっかけとなるアメリカの単位を日本でとれる学校に入学。そこで人生の転機となる。。。。。
つづく
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