"わーよくできたね。次はここに注意してがんばろうね”
というのと
”もう一息だったね。次はがんばろうねー。"
大きな違いわかりますか? あなたができるママなら
"わーよくできたね。次はここに注意してがんばろうね”
の表現を使うと思います。この2文の大きな違いを考えてみてください。自分の頭でよく考える事ができるママへの発想転換の秘訣です。
5分間頭をかき回して考えてみてください。これをブレインストーミングと言います。アメリカの学校ではブレインストーミングをしょっちゅうします。思った事をどんどん紙に書き出して(くだらない事でも関係ない事でもかまいません。)その書き出したものを一つの結論として分析するのです。
キッチンタイマーをもってきてください。5分セットして上の2文の大きな違いを考えてみてください。論理的、感情的どんな方向性でもかまいません。自分が思う通りに。。。。。。。
5分完了したら下記を読んでみてください。
"わーよくできたね。次はここに注意してがんばろうね”
というのは肯定的文を先に持ってきた後に、具体的な提案を表示して相手を導くしっかりと最後まで自分の行った言葉を完結した言い回しになると思います。よくできたという肯定的な文を用いる一方で、その言葉に対する具体的な根拠付けをしっかりしています。子供はほめられた時点で脳が活性化し、よし次はこの部分を克服しようという肯定的な姿勢で終止します。
それに対し
”もう一息だったね。次はがんばろうねー。"
この分はまず否定的な文を先に持ってきています。がんばったけどがんばりが一息たりなかったという隠れた否定形です。人間はまず否定的な言葉を聞くだけで脳が否定的になります。さらに続く文で次は何をどのようにがんばればよいのか?という提案すらありません。何がもう一息だったのか?何を次がんばればよいのか?ほめたつもりで言った言葉でも相手の脳に大きなダメージを与えてしまう事があります。このように否定的な終止符を打たれてしまうと子供の脳は非活性化されどんどん悪循環となります。
ちょっとした言葉の言われ方でカチン!とくることってありますよね。自分の子供へも同様です。子供だから何を言ってもよい。子供だから自分の方が偉いという事は全くありません。自分の子供は自分と同じ考えを持っているとは限りません。子供を一人の人として扱う事ができるようになるのができるママの第一歩なのです。
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