7月6日(火)
ゼーリンゲイシュタットの続きです。
協会の後に行ったところは、
近くのアイス屋さんでした。
ここはかなり有名なところで、教会に来たら必ず食べてください。
食べ終わると修道院に行きました。
修道院ですから教会のお隣にあります。
高い外壁があったので、私はお墓(セメタリー)かと思いました。笑
中は広々として本当に美しく和む世界がありました。
こちらが修道院内のパン工房。
入り口に水車があります。
もちろん粉を挽くためです。
300度くらいに温めたオーブンの中で、
燃えている薪を、このようにしたの受け箱に落とします。
その後、長い柄のついた雑巾でオーブンの中を拭きます。
パンを木製のへらみたいな道具に乗せ、
奥から順々にオーブンの中に入れていきます。
手前にイル背の高い男性は庭師の方で、
毎回、
帽子をかぶったパン職人のおじいちゃんを、
お手伝いしてるそうです。
庭師のおじさんのお仕事も見事ですよ~!
ハーブ畑です。
真ん中にはたくさんの見事な、アーティチョークがありました。
両脇の小さな木はリンゴやイチジクです。
修道院で食べるものはここで全部まかなえます。
まさに私が理想的だと思っている暮らしです。
昔は、残り物(残飯)を貧しい人に与えていたそうです。
昔の修道院は社会福祉の役割もあったそうです。
心温まる話ですね~!
修道院と教会の全体です。
まだまだ仕事をやって欲しいと言われて、
リタイアしたアインハルト。
リタイア後は、皇帝から貰ったこの町に住み、
町興しに貢献しました。
妻であるエマが亡くなった後、彼は出家し、
妻が亡くなった4年後に亡くなりました。
この町を見学すると、
昔のドイツ人気質ともいいましょうか、
アインハルトの生真面目な気質が伝わってきます。
続く~。
おもしろかったり、ためになったら、ぽちっと~