音楽家の友人からある動画のお勧めサイトが送られてきました。
期待もせずに視聴していたのですが、実は
すごく重く、大切なメッセージがこの動画から伝えられていると感じました。
動画を見ていると、涙が自然と出てきます。
この不景気の中、音楽などの芸術関係が後回しになる傾向がありますが
この動画を見ていると、
「なぜ、音楽は大切なのか。」
「なぜ、人間は音楽を求めるのか。」
考えさせられます。
日本語に訳して、日本でもドキュメンタリーを放映すべきだと思いました。
主人公の女性、アリスさんは第二次世界大戦中のユダヤ人強制収容所に収容されていました。(現在はイギリスに住んでいる)
現在は106歳(今月107歳になります)。
強制収容所にいたユダヤ人の中で最高齢。
現在でも老人ホームでピアノを弾く毎日。
若い頃は、プラハなどで活躍していたコンサートピアニスト。
ショパンのすべてのエチュードを暗譜して弾けたそうです。
彼女がもっとも好きな作曲家はベートーベン。
「ベートーベンは言葉で表せない、心奥深いものがある。。」
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収容所ではナチスが表向きとして
「我々はユダヤ人を丁寧に扱っている」
と周りに宣伝をするため、収容所内で色々な音楽会を開催させていた。
とにかくその場を華やかに見せるため。。。
もちろん、音楽は間違った方向で使用されてしまうと、、「悪用」と言う事になってしまいますが、、でも
ユダヤ人達も音楽でなんとか心が支えられていた。
主人公アリスは、「音楽は、、、神、、、」 と言っている。
途中で出てくるあるチェリストは、
「音楽は唯一、一文無しになって、すべてを剥奪されても頭に音楽を叩き込んでいれば、それは自分の体の一部となる。頭の中からは誰も奪う事はできない。何も持てなくても、世界中どこへ行っても音楽は自分の宝になる。」
彼女はガス室送りの途中、ドイツ人から
「あなたの職業はなんだったのか?」と聞かれ
「チェリストだった。」と言うと
ガス室送りの列から外され、オーケストラ楽団に入れられて
命を取留めた。
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久々に色々と考えさせられたドキュメンタリーでした。
人間にとって大切な事は、『勉強』『仕事』、、、、
だけでなくて、音楽は人を豊かにしてくれる。
そして、色々な形で人を救う事ができる。
音楽=無駄な物 ではなくて
音楽=人間にとって絶対必要な物
もう一度実感しました。
音楽を学ぶ機会を与えてくれた両親に感謝しなくては、と思います。
「余分な費用もかかるし、、なぜ、、子供に音楽を学ばせているのか?
音大へ行かせる訳ではないし、、、と時々疑問に感じる方はもう一度
『音楽』とは何かを考え直してみて下さい。」
NHKなどで放映して欲しいですね。
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