いくらブラジルに住んでいるといっても
サンパウロのような都市だと
そう簡単にはアマゾン特有の素材を使った
ブラジル料理なんて食べられるわけではなく
だからブラジル各地(主に東北部)特有の料理が
楽しめるレストラン「Tordesilha」は
サンパウロにいながらのプチ旅行的気分が味わえる大好きなお店。
Carde de Sol(太陽の牛肉)=干し肉は
旨みが凝縮していて、しかもすごく柔らかく
パウミット(ヤシの木の芽)のリゾットは
どこかたけのこの炊き込みご飯風なのがヨロシ。
ムケッカもトマトとかハーブが上手く効いていて優しいお味。
と、ここまでは
どこか他のお店でも食べたことのあるような
メニューだったのだけれど
こちら↓ベレンの代表料理
「Pato no tucupi」(パット・ノ・トゥクピ=鴨入りトゥクピ)は
全員初体験のかな~り刺激的なお味
「トゥクピ」が何か分からずに
「鴨の何かだから頼んでみよう」と
気軽に頼んだのは良かったけれど
黄色いスープは味わってみても何がベースだか全然分からず
そして何より、鴨と一緒に大量~に投入されている「草」を食べると
口の中が痺れてくるのなんのって!!!
みんな、
「この草が栄養があるんだと分かってたら我慢してでも食べる」
と言いつつもそれ以上はあまり箸がすすまなかった「パット・ノ・トゥクピ」
調べてみると
まず口の中が痺れる草はその名も
アマゾンの「痺れ草」「クレソン」こと、
「Jambu ジャンブー」というハーブで
口内炎とか貧血とか歯痛やのどの痛みなど
様々な効能があるハーブなのだそう。
(やっぱり我慢して食べればよかった…)
そして黄色いスープの正体は
料理名にもなっている「トゥクピー」、
これは毒抜きしたマンジョッカのしぼり汁だったそうで
こちらも栄養価非常にタカシ!
(残さずにいただけばよかった…)
とかなり興味深い料理をいただいてまいりました
ちなみに、こちらのレストランTordesilhaが
この料理のレシピをネットにて公開していて
サンパウロでこの「しびれ草」が買えるお店まで
紹介しています。
ご興味のある方は是非ご覧くださいませ
(レシピ・お店情報はこちら)
たまにはビリビリ刺激的なお料理もナカナカですよん
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