これまでの話はこちら
(今回でCo-Opプログラムの話は一区切りになります。)
Co-Opプログラム(その1) :CamosunCollegeCo-Opプログラムの流れ
Co-Opプログラム(その2) :レジュメ作成(Part1)
Co-Opプログラム(その3) :レジュメ作成(Part2)
Co-Opプログラム(その4) :カバーレター作成(Part1)
Co-Opプログラム(その5) :カバーレター作成(Part2)
Co-Opプログラム(その6) :面接対策(Part1)
Co-Opプログラム(その7) :面接対策(Part2) よくある質問
Co-Opプログラム(その8) :面接対策(Part3) その他
1.できるだけ具体的な説明を心がける
以前の記事(日本人の英会話の問題点(1) )にも書いたが、英語の単語や文法以前に英語と日本語のちがいのために、日本語と同じ感覚で質問に答えると「その時の状況を具体的に説明してください。」「具体的な例を挙げてください」と突っ込まれて切り替えされて困ったことがあった。こちらでは日本のように抽象的な表現で相手の解釈に任せるのではなく、写実的、具体的な表現が好まれるので面接ではそのことを意識した方がいいと思う。
2.聞きなおしても質問の意味がわからなかった時。
語彙不足、あるいはリスニング力の問題で面接担当者の質問が理解できなければ先に進まないので、質問内容を再度確認しなければならないのだが、それでも理解できないことがあった。こういった場合は、 「申し訳ありませんが、質問が理解できないのでもう少し簡単な表現にしてもらえますか?」と頼むのは問題ないそうだ。前の記事にも書いたが、レジュメをチェックした段階で私達にとって英語が第一言語ではないことを知っているからだ。
Hはわからないのにわかったふりをして話がかみ合わなくなるより、わからないのでもう一度説明してくださいと言われる方がずっと好感が持てると言っている。
もしかしたら英語のコミュニケーション力不足で落とされるかもしれないが、その場合はその職場に縁がなかったと割り切って先に進む方がいい
3.落ち着いた態度で臨む。
Co-Opプログラムは教育プログラムの1つだが、以前の記事に書いたようにリクルートの場としている会社もあるので、面接時の態度は重要な判断材料になる。社会人経験のない学生だとバイトの面接のノリで面接に来ることもあるようだが、やはり服装、身だしなみを整えて、言葉遣いを含めて落ち着いた態度で面接に臨むのが大事だ。(カナダでは日本と比べると年齢より経験や社会人としての成熟さを重視する傾向があると思う。)
HがCo-Opの学生を面接したときは質問の受け答えのみならず、学生の態度(面接時の様子、話し方、仕事への熱意の見せ方、etc・・・)も気にしたという。私の場合、仕事への熱意を見せるために、仕事に就いた場合に備えてノートを取る許可をもらった。(実はこのノートの隅には面接で訊かれそうな質問に対するキーワードも書いてあり、あがった時にそれを見て落ち着くようにしていた。)
4.質問を用意する。
面接の最後には必ず「何か質問はありませんか?」と言われるので最後のやる気のアピールの場として質問を用意しておくことが大事だ。(ただし、調べればわかることはダメ) 私は募集要項に書かれている内容で理解できなかったこと、詳しく説明して欲しいところをまとめて前述のノートに書き留めておいた。
5.面接が終わったらすぐにThank you メールを送る。
既に当たり前になりつつあると思うが、面接後すぐにThank youメールを送る。CamosunのCo-Opプログラムでは応募者が企業と直接コンタクトを取らないように指導しているし、担当者のメールアドレスも載せていないが、Thank youメールを送るだけと条件付きで頼めばアドレスを教えてもらえた。(私の場合、HにThank youメールを送った5分後に採用の連絡が来た。)
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