おはようございます。
先週お伝えしたイスラム教徒とキリスト教徒の間で行われた対立の後日談です。
先週の記事はこちらから
タンザニアで暴動起こる
(Credit ippmedia)
僕の住んでいるところはタンザニアのカリアコーという地域です。
この地域は多くがイスラム教徒で構成されています。
このカリアコーで大規模なデモが19日に行われるという噂が立ちました。
(新聞やテレビで)
ですので、当日はほとんどのお店がシャッターをおろし、いつもは人でごったがえしているカリアコーから人影が消えました。
巻き込まれないよう、うちのスタッフをはじめ、みんな早々の帰宅です。
そして、そのデモに対応して、警察が出動。
(金曜日はイスラムのイベントが多い。カリアコーはイスラム教徒が多いから
金曜日はいつもごったがえしています。)
(暴動当日、まさに暴動が行われている時間のカリアコー。
暴動を防止するために出動した武装警察)
そこまでは別に対岸の火事といった感じだったのですが、問題は警察の使用した催涙ガスです。
僕が住んでいるのは4階なのですが、この階ににまで催涙ガスが流れ込んできました。
人生初の催涙ガス。
あんなに目が痛くなって、呼吸ができなくなるものだとは思いませんでした。
デモと全く関係のない僕にまでとばっちりです。
色々な見方があって、正解は一つではないと思うのですが、その日のカリアコーでの警察の振る舞いを見ていると腹が立ちました。
あれではデモが暴徒化しても無理はないと思います。
むしろ、暴徒化させるよう煽っているんじゃないかと思ったくらいです。
幸い大事にいたりませんでしたが、
暴力で暴力を封じようとする解決策は得策じゃないと思える事件でした。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
本では書けなかったことや、本で書いたことのその後をメルマガで発行することになりました。
色々な人の助けがあり、メルマガを発行することができ、すごく嬉しく感じています。
初月無料ですので、もしよろしければご登録ください。
http://www.mag2.com/m/0001526050.html
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。