1週間前に、予期もしていない事が。。。。
私の可愛い兄妹で来てくれている生徒が、この先の日本での進学を考えて、11月に日本に帰国する事を知りました。
もう少し長くアメリカにいる子達だと思っていたし、
バイオリンが大好きで、学校の勉強や部活が忙しくなっても続けてレッスンに来てくれていたがんばりやさん達。
もう少し一緒にがんばれると思っていたので、正直ショックでした。
本当に素直な兄妹なんです。
私のほとんどの生徒は、こちらの駐在日本人で
『いつかは日本に帰る』と言う事はわかっていますが、それでも
生徒が日本に帰る度、寂しいですネ。
アメリカでは高校まで義務教育。
そのため、高校受験なんてありません。
中学生に上がると宿題が増えたりして大変そうですが、
「受験のために、バイオリンを辞める」と言う事はなく、
バイオリンが好きであれば、大学受験前ギリギリまで来てくれる生徒が多いです。
最近男の子の生徒が増えて来て、半分の生徒比率を締めています。
平均的に日本の先生間で言われる事、
「男の子って女の子よりも教えづらい。。。」
私は有り難い事に、男の子達には恵まれています。
反抗期の子は難しいですが、先生が大人になりその子を理解しようと努力すると生徒は着いて来てくれます。
駐在者の子供達はできが良い子が多い。
育ちも良い。
素直な子が多い。
英検1、2級はあたりまえの世界
私が自分の中学時代を思い出すと、、彼らと比べられないほど、、、
お恥ずかしい、、子でしたよ。。。
私から言わせてみれば、
女の子は「お嬢様」
男の子は「おぼっちゃま」なんですね(良い意味の)。
学校のオーケストラや、街のユースオーケストラのおかげもあって
私の生徒達は、「バイオリンが好き」でレッスンに来てくれています。
先生側としては、
毎日一所懸命練習して欲しい。。。
ともちろん思うのですが、
駐在者の子供達は、
「のんびりしちゃってね~、、日本みたいに高校受験がないから、、、」と言われているのをよく親間で話しているのを耳にするのですが、
よく考えると、子供達は子供達でがんばっていますよね。。
月~金まではアメリカの現地校へ
土曜日は日本人補習校へ
その他、家庭教師、水泳、テニス、バレー、塾、ピアノ、バイオリン、ユースオーケストラ、、、
色々な事をしているのです。
親も大変です(特に母親です)。日本の様に、バスや電車で1人で習い事に通わせる事はできません。夕方は子供達の習い事の送り迎えだけれ終わってしまうようです。。。。
そんな状況を知っている私は、音大を目指す生徒や、ユースオーケストラのオーディションを受ける生徒でない限り
「できればがんばって練習しなさいね」と生徒に言います。
小学生の間であれば、生徒の器量にあわせて「自宅練習」を強化させるように努力はしていますが、、、
(もちろん発表会前は違いますよ~~!!みんな猛練習です)
高校2年を終了して日本に帰国又は、高校3年卒業までアメリカに滞在でき、日本の『帰国子女生受け入れ』大学を受験できれば、駐在者の親子にとってそんなに苦労する事もなく、子供の進学を考える事ができますが、
中学2年時、高校受験前、高校1年時、、に中途半端に、会社側から日本への帰国命令が出ると親子共々大変そうです。
アメリカと日本の新学期スタートは違います。。(アメリカは9月)
日本の高校は義務教育ではない、、すでに能力別に高校が別れている。
中途半端に帰国子女生をどの高校が受け入れをしてくれるのか。。。
この間、ある生徒の親と話していました。
「学校システムは、アメリカの方が素晴らしいですね。日本だって今は高校進学は当たり前なんだから、高校まではアメリカの様に義務教育にしてくれれば、私たちの苦労も少なくなるし、日本の子供ももう少しのびのびとできるのでは。。。」
私もその考えに同感です。
14歳、15歳の子の可能性をその時点で振り分けてしまって、高校でランク付け。。なんとなく将来が決まってしまっている。高校の制服をみれば子供達は、子供同士で「あの高校は頭が良い、頭が悪い」と区別できる。。
中学でやる気が無かった生徒も、もしかしたら高校で自分の好きな事を見つけられて、将来が変わるかもしれない。。
それなのに、「中学時にがんばらなかった生徒組」は一つのグループにまとめられる。。類は類を呼ぶ。。。
それでは、その場を抜けられる可能性がある生徒まで潰されると思います。
昔は寿命も短かったのでこのシステムでも良かったのかもしれませんが、現在の寿命は80歳以上!!
若い子にはもっともっと、やり直す機会をもっと与えるべきだと思います。
その上、日本のわからないシステム、、、
大学に入る前に学科選択を必須
大学入学後の学科移動は、受験し直さないと許されない。。
学科選択は一つだけ。
私としては、「なんだこれ??」と思います。。。。。
アメリカの大学では学科移動は自由です。
学科も複数選択できます(上限なし)。
ただ、学科によっての試験内容が変わって来るので、学科移動希望者は学科専用試験を受けますが、大学を入学し直すという事はありません。
面倒な、費用の手続きもなし。
アメリカは「自分のやりたい事はやらせてあげるけど、それは自己責任でが取れる範囲で。」と言う考えで、
学科移動するという事は、それだけ卒業が遅くなる=費用もかかる。
複数学科専攻にする事は、それだけ卒業が長引くし=費用もかかる。
がんばれる生徒は、フルタイムが12単位(大学)なのにも関わらず、20単位以上のクラスを取得して早く卒業できるようにもがんばれる=勉強がとても大変。。
それでも良いなら、がんばりなさい。
という事ですよね。
アメリカは、やり直しができる国なんです(私もやり直した1人ですが)。
でも成績が悪い生徒、出席率が悪い生徒はどんどん落とされて行きます。
アメリカの大学は甘くありません。
それと、こちらに来て驚いた事ですが、
アメリカのLaw School(法学部)へ行きたい場合は、大学4年間は何学部専攻でも良いという事。法学部進学のために、倫理、心理などのクラスを取る生徒が多いようだし、Pre-Law という学科もあります。
私が大学生の頃も、同じ音楽学科で「僕は大学を卒業したら、Law Schoolに進学する」という生徒がいました。
仲が良い音楽仲間も、今は弁護士です。
我が卒業大学のLaw School 応募要項を見ると、
「大学4年を修了している者で、卒業学科の決まりはない。」
と言う事は、Pre-Lawでない生徒でも法学部には入れるのです。
大げさに言うと、音楽学科を卒業した私でも!!!Law Schoolへ入学ができるんですよ。(アハハハ)
たぶん簡単に入学できると思いますが、、、
卒業するには、、、、、、大変でしょうね。。(今までの経験から。。)
読んで、読んで、
書いて、書いて、、
想像するだけで恐ろしいです
日本の司法試験と比べると、アメリカの試験は簡単だと聞きますが州によって試験内容、法律が違うので、、これは大変そうですね。
話はずれましたが、、
私が言いたい事は、
日本もアメリカの良い所は見習って、
「やる気がある人には、年齢、性別、経験に関係なく
門をもう少し大きく開くべきです。。まずは高校教育の義務化を推進して欲しいです。。」
そうでないと、良い人材は育ちませんよね。
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我が家のそ~君。。
野良猫上がりのため、、ビビリ症(恐がり)は治りません。。
お昼はベッドの下で寝ている事が多いのですが、、
なにげに、、自分の存在感を伝える事は忘れず
このように、、、ちょっとだけ自分を見せる
時々、しっぽや足がちょっとしか出てなくて、、
気づかない私は、、そ~君を踏んでしまいます。。
「猫ふんじゃった。。。。」
隠れるなら!!隠れる!!
出るなら!!出る!!!
として欲しいものですが。。
でも私も猫バカ、、この行動、、可愛いですヨ。。
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