こんにちは、
ボクには憧れというものがあります。
それはこんな感じ。
お洒落なオフィス、、、ではなく自由なんだけどセンスのいい工房にデスクとMacが置いてある。壁にはロードバイク、無駄に凝った照明と時計、消しかけの図面が残るブラックボード。
時折疲れてはコーヒーをドリップして淹れ、アイディアを得るためにずらりと並んだ専門書を手に取る。
すると突然の来訪者だ。
とくにアポもなくやって来た彼は、協力者であり同じ趣味を持つ仲間でもある。「やあ、今日はどうしたんだ?」なんてフランクに迎え入れた僕は彼にも熱いコーヒーを淹れてあげる。
工房にはたった数人の同僚がそれぞれに仕事をしていて、お昼になったらみんなでお気に入りのレストランでランチをしながら軽い打ち合わせだ。レストランまでは少し遠いので車に乗るが、普段の移動はロードバイクなのでカーシェアリングをしている。
そして食事が終わり帰ったらまたすぐに仕事に取り掛かる。今日このタスクを完了すればひとまず大きな仕事が一段落し、明日のプレゼンは問題ない。
週末はお世話になった恩師の引退パーティーがあるためできるだけ仕事を残さないようにしたい。入稿前は神経質なくらいチェックをする。
そうしているうちに日が暮れ、「また明日」と言い同僚が帰り支度をしている。自分も最後の仕事を済まして今日は帰ろう、、、
道具を片付け、すべての明かりを落とし、セキュリティロックを施し工房の扉を閉める。
この頃少し寒くなってきた。冷たい空気が身体に染みる。しかしそんなことはお構いなしに広い道路で颯爽と風をきりながらペダルを漕ぎ続けるのが今では当たり前になった。運動不足解消もそうだが、この長いようで短い通勤時間があるからこそ心に豊かさが生まれるのだ。
もう既に顔見知りのホームレスを無視して静かな明かりの街を越え、オレンジの街頭の道をただひたすら漕ぐ。
帰れば奥さんのなんてことのない、でも温かみ溢れる料理が待っていると思うと疲れなんかどうでもよくなる。
さあ、家までもうすぐだ。
そして、一日が終わる、、、、、。
全てが本当というわけではありませんが、実はこれ、カナダでお世話になったデザイナー達の毎日が基なんですよね。
こういう現実に見た憧れがあるからこそボクは強いのかもしれません。
たとえ難しくとも、理想を抱くことが頑張りへと繋がるのです。
夢物語だと思ったらそれまでなんですよね、、
See you
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