7月1日から7月7日は
タンザニアでは大きなトレードフェアが開催されます。
通称“サバサバ”は、
タンザニアの一年に一度の一大イベントです。
(今年で36回目のサバサバフェアー)
「サバ」とはスワヒリ語で数字の「7」を意味します。
7月に開催され、7日間ずっと展示されるので、サバサバなのでしょう。
(渋滞を避けるためにボダボダ=バイクタクシーで乗り込みました)
このフェアーの魅力はタンザニア住からいろいろな業者が一度に集まることです。
また業者だけではなく、
いろいろな政府機関、各省庁、銀行等も集い、
日々、どのように活躍しているのかをアピールします。
(これはタンザニアの警視庁の展示場)
(タンザニアは農業国家を目指しています。そのせいか農業関係の業者さんの展示が多かったです。)
(TATAのタンザニア支店の展示場)
日本の業者は
「ホンダ」「パナソニック」などが展示してました。
またこのフェアーのいいところは
その場で商談できちゃうところです。
展示会を渡り歩きながら商売している業者さんも多数出展してました。
彼らは、
タンザニアに拠点はなく、
毎年サバサバに出展し、その場で契約を取る、と言った形で契約をとっていました。
発送もその時とった注文分だけで済むので、デッドストックはなくなります。
そしてそのように、年間260の展示場を転々としているそうです。
一見、ノマドで効率の悪い販売戦略のようですが、毎年毎年欠かさずに参加し、
7日間と限られた販売期間でお客さんの決断をせかす戦略は見事だな、と思いました。
彼らの商売のやり方をみて、
一度だけではなく、何度も何度も人の目に触れることの大切さをすごく感じました。
そして、直接アピールできる店舗を持たない業者さんにとっては、展示会という「店舗代わり」の場所はとても重要な役割を持ちます。
いろいろな情報と様々な人に出会えたサバサバはとても面白かったです。
来年は日本の業者パビリオンをつくりたい!!そして、日本の業者で「どーーん!」と展示したい!!
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