おはようございます。
昔、歴史の授業で習った、有名な「ほととぎす」の句があります。
鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす (信長)
鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす(秀吉)
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす(家康)
この句を知ったとき、ほとんどの人が自分はどのタイプは考えると思います。
しかし、日本が誇る2人の経営者は違いますね。
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以前、ある人が八百人ほどの経営者にこの「ほととぎす」の句を示し、「あなたはどのタイプか」と質問した。
ほとんどの経営者がそれぞれ信長、秀吉、家康になぞらえて、「自分は何々型である」と回答した。
その中でたった二人だけ、自分はどのタイプでもない、と答えた経営者がいた。
「では、あなたならどう詠むか」とさらに質問すると、一人はこう答えた。
「鳴かぬならそれもまたよしほととぎす」
もう一人はこう答えた。
「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、その三つのタイプには入らない」
前者が松下幸之助氏であり、後者が本田宗一郎氏である。
人間は選択肢を与えられると、その枠の中に閉じこもってものごとを考えてしまいがちである。
与えられた枠、既成概念を踏み越えて発想を飛翔させることが難しい。
松下氏も本田氏もそれができたからこそ、新しい流れをつくり得たのだろう。
・・・(中略)・・・
歴史の中に、企業経営の中に、新しい流れをつくってきた人たちがいる。
そこから流れをつくり出す条件を探り、学ばなければならない。
流れをつくる。
そのためにわれわれ日本人がどのような発想に立ち、何をなすかを見定めるのは、焦眉(しょうび)の急なのである。
(『致知』2001年5月号 特集「流れをつくる」より)
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さすが、松下幸之助氏と本田宗一郎氏ですね。
そしてこのお二方は、自分なりの流れを確かに作られ、歴史に刻まれました。
またその流れは、周りの人を幸せにする流れであったからこそ歴史に名前が刻まれているのでしょう。
私自身や私の会社もそうなりたいものです。
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