世界保健機関(WHO)は24日、世界のはしかによる死者がワクチン接種の拡大により、2000年の推計約53万5千人から10年には同13万9千人と、約74%減少したとの統計を発表した。
特にサハラ以南のアフリカでは同じ期間に85%も減った。01年以降、途上国で10億人以上の子供にワクチン接種が行き届いた。
WHOは今後、先進国では既に混合で接種しているはしかと風疹のワクチンの接種率を途上国で上昇させ、2つの病気を根絶させたいとしている。
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