日本政府は、来年、アフリカ諸国の首脳級を招いて横浜市でTICAD=アフリカ開発会議を開き、小型武器の廃棄などについて、新たな支援策を示す方針を明らかにしました。
これは、ニューヨークの国連本部で19日から始まった拳銃や機関銃など小型武器の管理強化策を話し合うための会議で、日本の兒玉国連次席大使が明らかにしたものです。
この中で、兒玉次席大使は「アフリカでは、小型武器の不法取引が増加し、紛争の長期化や政治状況の不安定化を招いている。日本は武器の回収や廃棄などの分野で支援を強化する」と述べました。
そのうえで、来年6月に、アフリカ諸国の首脳級の代表を招いて、「TICAD=アフリカ開発会議」を横浜市で開催し、小型武器の管理について、日本としての新たな支援策を示す方針を明らかにしました。
アフリカ開発会議は日本政府の主催で5年ごとに日本で開かれていて、横浜での開催は前回に続いて2度目です。
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