忘れないうちに書いておきます。
台湾では妊娠12wを過ぎて、胎児の状態が安定して初めて、病院から孕婦健康冊(母子手帳)を交付してもらえます。
わざわざ妊娠の証明書を病院に発行してもらい、それを持って役所であれやこれやと書類に記入し、
挙句の果てに、たっぷり待たされて・・・という必要がないのは、
妊婦にとっては とても有り難く、効率的だな~と思いました。
そして、日本とは大きく違うポイントは、母子手帳は妊娠中の母親の状態のみを記録するもので、
生まれた後、子供の健康状態を記録する手帳は、産後改めて病院が発行してくれるということ。
日本では1冊にまとめられていますが、台湾では2冊に分かれるんですね。
大きさもこんなに違います。
日本に売っている 可愛い母子手帳ケースのいずれもが、このサイズを収めることができません。
あと、最初の検査の時に 特診で「自費手冊」と判子を押されましたが、
12w以降は特診を通さず、普通の健保で健診を受けています。判子は消されることはありませんでした・・・。
台湾での妊娠過程は、第一期(17週未満) 第二期(17週~29週未満) 第三期(29週以上) と分かれています。
まぁ、日本の初期、中期、後期、のようなものです。
第一期では12w以前に1回、16wに1回の健診があり、第二期では20wと、28wにそれぞれ1回、
第3期以降は2週間毎に健診を受けるよう母子手帳には書いてあります。
驚いたのが、十月十日と言われる長い長ーい妊娠中の過程で、
超音波健診がたった2回しかないこと。
ええええーーーー?ですよね。
日本だったら、健診の度に可愛い我が子の様子をエコーで見せてもらいましたが、
こちらではそんなサービスはありません。
よくよく調べてみると、普通の健保卡の場合は2回まで無料で超音波検査ができ、
それ以上、エコーで我が子の様子を見たい場合は有料でどうぞ、という事でした。
そう、なんでもお金なんですね。
お金さえ払えば、何度でもエコーで見せてくれますし、3Dや4Dといったハイテク超音波もあります。
ちなみに、特診で超音波(エコー)健診を受けると、診察料以外に3,000元かかります。
これが健保だと900元です。
やる事は同じなのに、お値段は3倍以上もかかるわけですね~。
台湾に住むのなら、やっぱり中国語を勉強しておくべきだな~と思いました。