おはようございます。
ビジネスをしていくうえで、人との関わり方がとても重要になってくるのですが、
アフリカでビジネスをする場合、私がアフリカ人でないことのメリット、デメリットを正しく把握していないといけないと思っています。
そこを間違うと、解決できる問題も解決できなくなりますので。。。
さて、本日は「苦肉計」の応用編です。
苦肉計についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
敗戦計:苦肉計
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。
スタッフに教える価値観
苦肉計とは少しずれているかもしれませんが、現地のスタッフ教育について以下のようなことを考えています。
アフリカでビジネスをしていると、当然アフリカ人を雇うことになります。
当社では90%以上はアフリカ人スタッフです。
会社を興し、現地スタッフを雇い入れると、現地のその分野について日本人スタッフよりも現地スタッフの方が詳しい事がほとんどです。
そういった状況だと、現地スタッフの教育次第で会社の業績が大きく変わることを意味しています。
うちの会社では、損害を出すような大きい失敗をした時にはなるべく怒らないように心がけています。
その代わり、失敗を隠したり、ごまかしたりした時にはクビにすることもあります。
もちろん、損害を出せば会社として痛いですし、優秀な人材を失敗のごまかしなんかでクビにするのは間違っているかもしれません。
しかし、そうすることでスタッフの中には損害を出すことは大きい失敗ではない。
大きい失敗は隠し事をしたりごまかしたりすることなんだと認識してもらえます。
一見、矛盾しているように思える方法ですが、この方法だと、長い目で見てすごく損害が少ないのです。
苦肉計では、自分の軍隊を痛めつけ、相手の油断を誘います。
うちの会社の場合、自分の会社の損害を許容することで、現地スタッフの意識を改めている感じですね。
そういったことをしないでも聞いてくれるといいのですが^^;
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