おはようございます。
2月の週末は毎回ザンジバルへ行っている感じです。
遊びで行く分にはとてもいい場所なのですが、仕事となるとやっぱり違います。
イスラム色の強い島なので、普段接しているアフリカとはまた違ったビジネススタイルになりますね。
今水面下で行なっているビジネスがいつか発表できるようになればいいなと思います。
さて、本日は意外な人気シリーズ「中国古典」「兵法三十六計」ついて書きたいと思います。
ようやく終わりの見えてきたこのシリーズですが、ここまでくると少し感慨深いものがあります。
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
今日は、「苦肉計」「くにくけい」
原文は以下です。
人不自害(自らを害する者はいない)
受害必真(必ず、他人から害を受ける)
仮真真仮(真を偽に変え、偽を真に変え)
間以得行(離間計を、掛けることができる)
童蒙之吉(これを、うまく信じ込ませるには)
順以巽也(これを、ごく自然にやる必要がある)
これは、以下の故事からの知恵です。
鄭の武公が胡を討つに先立って娘を嫁がせ、胡の討伐を進言した関其思を殺して胡を油断させた事や、前漢初め、斉への使者である酈食其が同盟を結んだ後に韓信が斉を攻撃して、酈食其が斉で烹殺された事は、苦肉計の例です。
これを大まかに解説すると、
この計略は相手の常識や固定観念を逆手に取って、自分で自分を傷付けておいて、さも他者によって危害を加えられたかのように偽装し、敵を錯覚させるものです。
それによって敵を欺き、油断させてから、敵の不意を衝くのが趣旨です。
日本では古来より、「苦肉の策」「苦肉の計」「苦肉の謀」等と呼び慣わしていますが、これらは「苦し紛れに考え出した手段」という意味で使われており、この本来の苦肉計とは、意味が少々異なります。
それでは次回、この「苦肉計」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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