アメリカで研究中、今は故人となられた指導教授が、私に障がい児教育にテクノロジーを活用する研究もするようにと提案しました。それ以来、今に至るまで、コンピュータなしの仕事はあり得なかったと回想しています。お陰で文科省の障がい児教育の研究所にも職が見つかりました。
今や学校にも多くの機器が使われています。学校と機器の利用の足跡を追いかけながら、学校の風景がどのように変わったのかを書いてみます。
1978年頃、大学の大型電子計算機センター、今でいうコンピュータセンターの片隅に小さな機器が見かけるようになりました。パソコンです。タンディ、シンクレア、PET、アタリ、IBM、そしてアップルです。盛んにゲーム機として使われだしました。IBMやアップル機には小学生用のドリル教材が沢山作られていました。