ぼちぼち演奏の仕事が入ってきました。
夏はオフシーズンで、演奏仕事はほとんどありません。
今回は、コロンバスから1時間かけて西へ行った
Thronville の結婚式へ
本当に田舎、、(英語ではもちろん田舎をCountry カントリーとも言いますが、アメリカ人は良く "Middle of no where"と言う表現を使います)
目的地に近づくと、GPS(ナビゲーション)にもきちんと表示されない場所で、、ちょっと焦りました。
結婚式の仕事は、新郎新婦には一生に一度の思い出。
へまはできません。。
以前、こんな田舎で同じ状況になり式(前奏曲)に5分遅れてしまいました。そのため、最近は時間に余裕をもって家を出発しています。
今回はラッキーで、GPSをなんとか頼りに『この赤いマーク(最終地点は地図上にあるけれど、道順がない!)へ辿り着くには、たぶんここを右折か。。。』
今回の私の予想は正解で、前奏曲が始まる30分前には式場に着きました。
コーン畑の中にぽつりと建っているBurn(バーン)内。
普通バーンと言えば、農家の倉庫。
でも、このバーンはイベント用に改造されていました
バーもあります。
でも、トイレのドアがシャワーカーテンなのには驚きました
コロンバス周辺の一般的結婚式演奏の仕事内容は、
1、 式30分前に30分間のPrelude(前奏曲)演奏
2、 母親、祖母入場曲
3、 Attendance(ブライドメイド、グルームマン、リングベア、フラワーガール)の入場曲
4、 新婦入場曲(Processional)
5、 キャンドルサービス曲
6、 新郎新婦退場曲
の演奏です(もちろん他にもリクエストはあります)。
時間は、1時間~1時間30分ぐらいです(カトリックの式は長い。。)
最近の結婚式演奏料金相場は、1人1万2000円~3000円ぐらいです(交通費込み)独奏、二人で演奏の場合の料金はもう少し上がります。
学生演奏などはもう少し安いですが、それなりの演奏です。。
時々、レセプション演奏もする事がありますがレセプション演奏は追加料金です。
第一バイオリンはかなりの責任がかかります。
『曲をタイミングよく終わらせる事!!』
特に、Attendance と新婦入場の演奏は緊張します。
楽曲は比較的簡単とは言え、間違えたらかなり目立つ!!状況なので。
今回は、Strings Trioでした。
演奏前の和やかな風景
自分のリサイタルとは又違った緊張感です。
『一生に一度』がのしかかる。。
自分が第2バイオリン(リーダーではない)を弾くときほど気持ちが楽な事はありません。(今回は第2はなし)
もちろん、前もっての練習はなし。
みんな初見演奏です。
初見はまず「カウント=拍を数える」事が大重要視されます。
所謂、リズムです
カウントがずれると、、大変な事になる。。
結婚式で何度も演奏していれば、同じ曲を多々演奏しますが
それでも久しぶりであれば初見みたいですね~。
演奏も比較的OKで、バーン経営者も「素敵な演奏だったわ!あなた達のビジネスカードを頂きたい」と言ってくれたので、
次に続く、まずまずの仕事ぶりだったと思います。
ちなみに、周辺は
こんなコーン畑です。
ハッピーな瞬間の仕事は良いですね!
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