おはようございます。
本日は前回・前々回の続きです。
まだ前回の記事をご覧になっていない方は以下をご覧ください。
アフリカビジネス: トラブルとその対処 ~未回収金編①~
アフリカビジネス: トラブルとその対処 ~未回収金編②~
そういったトラブルがタンザニアで起きたとき、大体以下の作戦を毎回実行しています。
■まずは、様子見のために担当者(現地スタッフのみ)を数名行かせます。
そして支払い期日、支払わないといけない金額を明確にを相手に確認させます。
こちらも納得出来たら、
それらの約束事をきちんと紙に書いてもらい、署名をさせます。
もちろん、その時署名した相手、関係者のIDコピーをもらっておきます。
*現地スタッフだけをいかせるのには意味があります。もめごとは現地人同士で話させた方がスムーズにいきます。変に私たち”外人”がいくと、相手も身構えますし、こっちも常識の範囲外の事をされて判断や決断を誤ってしまうからです。
あとは期日内に支払いが行われれば問題なしです。大体はこの時点で解決します。
(週末よく買い物に行くダルのスーパー。サブウェイもあります。)
■もし支払いがされなければ、その誓約書を持って警察に行きます。弁護士にも連絡します。
正当な諸手続きをとり、相手を訴え、拘束してもらいます。
法的な手段に出てしまえば、あとはこちらの問題ではなくなります。
相手が警察にいくら払って釈放されようが、一度訴えてしまったものは解決するまで第三者の手に託されますので、こちらは連絡を待つのみです。
タンザニアは大きい国です。
他の国でしたらこのようにスムーズにはいかないケースが多いでしょう。
おそらくベナンであれば、
数時間で国境を超え、姿をくらませます。ほとぼりが冷めた頃に涼しい顔して戻ってきます。
ですので、そういった国でのトラブルの場合はこのタンザニアの手段はすべて有効なわけではないので、気をつけてください。
幸いタンザニアでは、数時間では国境を超えることはできませんし、
旧共産主義国家の名残で公務員や警察のネットワークが優れています。
逃げれば捕まります。
今回はこちらでのトラブルを紹介してみました。
トラブルを解決するときはしんどいことも、大変な事も、いやな事もたくさんありますが、
経験上、
解決したあとは以前より一回り大きく成長していることが多いので、前向きに取り組んでいます。
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