(以下抜粋:記事元)
政府は、今週、エチオピアで開かれるアフリカ連合の閣僚級会合に、山根外務副大臣を派遣し、来年6月に横浜で行われるTICAD=アフリカ開発会議に向けて、アフリカ諸国との協力関係を強化する方針を表明することにしています。
政府は、アフリカについて、今後、存在感を増すものとみて、長期的な視野に立って協力関係を強化する方針で、アフリカの開発支援を日本が中心となって進めるため、5回目となるTICADを来年の6月、横浜で開催することを決めました。
これを受けて政府は、山根外務副大臣を、26日からエチオピアの首都アディスアベバで開かれるアフリカ連合の閣僚級会合に派遣し、こうした方針を各国に直接、伝えることにしています。
山根外務副大臣は、23日夜の記者会見で「TICADに向けて、平和と安定への貢献、開発支援・貿易投資の拡大、グローバルな課題への対応を3本柱として、これまで以上に積極的に対アフリカ外交を推進していきたい」と述べました。政府は、来年のTICADでは、貧困対策や紛争の予防といった従来からのテーマに加え、豊富な資源を背景に経済成長を続ける国々への貿易や投資の促進策にも焦点を当て、協力関係を多角的なものにしたいとしています。
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