(以下抜粋:記事元)
クボタは南米とアフリカに駐在員事務所を設置する方針を固めた。農業機械の普及を通じて現地の食糧増産に貢献するのが狙い。
両地域とも政府開発援助(ODA)や商社経由などで販売実績があるものの、台数が限られていた。2012年内にも拠点を新設し、農機需要を掘り起こす。
同社が南米とアフリカに駐在拠点を設けるのは初めて。現地では人口増に伴って食糧需要が強まっており、農機販売も伸びると判断。南米ではブラジルやメキシコ、アフリカではエジプトを有力候補地として検討する。まず米が主食の国で稲作用農機を提案する。益本康男会長兼社長は「これまではODAが中心だった未開拓市場を戦略的に攻める」としている。
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