(以下抜粋:記事元)
資生堂(4911)は26日、北アフリカのチュニジアに進出すると発表した。現地の代理店を通じて世界戦略ブランド「SHISEIDO」の商品を供給し、2月から現地の高級化粧品専門店で売り出す。ここ数年、地元資本の専門店で販売網の整備が進み、化粧品市場規模が拡大していることから好調な販売が期待できると判断した。アフリカ市場での展開はモロッコ、南アフリカに続く3カ国目。同社によると日本の化粧品ブランドがチュニジア市場へ参入するのは初という。
初年度は首都チュニスの高級化粧品専門店を中心に10店からスタートし、2014年までに約20店に広げる計画。中心価格帯が2000円~3万円強と高価格帯のスキンケアやメーキャップ商品を販売する。日本、米国、フランスの工場で生産した商品を輸出する。
同社は「2012年3月期の連結業績に与える影響は軽微だが、将来的には当社のアフリカ市場における事業拡大に寄与する」としている。〔日経QUICKニュース〕
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