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わたしのなかのコドモ

寝不足とか肉体疲労とか、生理的な面でのストレスが多かった0歳育児期に比べ、コミュニケーションに関する不安やもどかしさ、感情のぶつかり合いによる苛立ち、コントロールできない自分の感情に反省と絶望の日々…といった精神的なストレスが増えてきているような気がする、この1歳代育児。
 
はっきり言ってワタクシ、結構、かなり、ガンガン怒ってばかりです。
それがちゃんと子供のためを思っての「叱る」ならいいんですが、残念ながら私のは完全に感情爆発「怒り」「ブチキレ」です。
ついさっきも発狂モードで叫び、罵倒したおしたばかり。
ひとつも言葉が出てこないカンカンだけど、私がキレモードに入ると面倒くさいのは多分分かっていると思う。
一体、何にそんな怒る必要があるの?たかが一歳児相手に……とオットのようなことを問うてくる人もいるかも知れないけど、「自分でもどうにもならない、よく分からない」「好きで怒っているわけじゃない」「毎日、明日こそは優しいママでいようと誓ってるのにうまくいかない」…答えはこれくらい。
 
現状の自己分析。
1.私はもともとキレやすかったか?
  すぐ爆発し、怒鳴り手をあげ罵倒する父親がいたため、私は逆に無言で怒りをためるタイプだった気がする(歯向かうと酷い目にあうから)。でも本当は怒りを発散したくてたまらなかったのではないか?
2.どんな時にブチキレる?
  ①呼んでもカンカンが見向きもしない時 → シカト、バカにされてる気がする
  ②お菓子ばかり欲しがる時(毎日) → 意地汚い、しつけが悪い、作ったものをバカにされてる
  ③ダメだと言ったことばかり何度もやる → わざとやってる、私をからかっている
3.キレた時、頭に浮かんでいることは?
  ①2.の後半部分のように、常に人にバカにされているという被害妄想が巨大に膨らむ
  ②父親に人前でバカにされ、からかわれ、見せしめにビンタをくらった思い出が必ず顔を出す
  ③この子も両親と同じで私をバカにするのか、そういう使命を持って生まれてきたのかと疑う
  ④この子ができないこと、ダメなことは全て母親である私が無能である証拠だと思う
  ⑤ぎゃんぎゃん泣いて、泣けて、ずるい(妬ましい)と思う
 
 
…かなり病的な被害妄想が入ってますが、爆発するとこの思考パターン一直線。さんざん怒り狂った後、がっくり力が抜けて一人抜け殻のようになってます。
 
色々調べてみましたが、やっぱりインナーチャイルド(心の中にいる、大人になれていない子供時代のままの自分)が、一向に成長できてないんだという気がします。
チャイルドがチャイルドのまま、ワガママで、寂しがりで両親に恨みを持ったままだから、本物の子供であるカンカンに対して大人になれない。対抗してしまう。
バカにされることに対する異常なまでの恐怖感は、確実に昔からチャイルドな自分が受けてきた経験や昇華できなかった悲しみの名残だし、食べ物に関して意地汚いとイライラするのも自分がそう言われてきたからだ。
わざとからかう、人前で私の欠点や過去の失敗を勝手に話すのも父親が人が集まる場で使う常套手段だった。親の前で反抗する訳にいかず黙って聞いているしかなかった悔しさがチャイルドの中に残ったまんまで、だからカンカンが人前で何かイヤなことをするとたまらない気持ちになるんだと思う。お前も私に恥をかかせるのか、お前までもか…!と。
そして、好き勝手に全力で泣いて、泣けばあやしてもらうしかないその立場が、ずるい。という答えに落ち着くわけだ。きっと私だって本物の1歳時代はそうやってワガママに泣いてきたのかも知れない?けど…それにしてはチャイルド部分が一向に想いを昇華できてないのは何故だろう?
 
 
いくらムキになって、親と同じことはしない!!と思っていても多分ダメなんでしょうね。
恨みって強い感情だから、ある意味、恨むこともその相手に感情をとらわれていることになる。親なんてあんなもんさ~、ただの人間なんだし悪いとこもいっぱいあるし~たまに思い出す程度の存在さ!なんて理想的な親離れをしているのが一番いいのかもな。
あるいは、思い切って親の良かったところだけをほじくりだして、プラス思考に変えるか。
こっちの方が難しそうだな…でも今のままじゃ絶対ダメだし。
 
カンカンは一人の人間で、親子だけど別の人間だから、思い通りに育てようなんて無理に決まってる。
性格だって好きな食べ物だって、似てるところは当然あるだろうけど、全てがカンカンオリジナルなんだからそこを否定しちゃダメなんだ。いやお菓子ばっかり食べたがるのはOKしたくないけど。
 
押えつけられ、怒られるばかりで育つと、後々もっと大爆発してダメなことをわざとするようになる!っていうのは、私自身が身を持って体現した歴史じゃないですか(爆)
 
ああ、
コギレイでオシャレで穏やかな雑誌みたいな育児がしてみたい。
 
ほんとにそんなもんあんのかよ(ケッ)

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ブログ紹介

走れ!オット&ヨメ in シドニー

http://blogs.yahoo.co.jp/ayako_kanagawa1130

マラソン駅伝ロードレース大好き、酒大好き。ゴールの後は超乾杯!が生きがいの三十路半ば。 ​09年北海道マラソンを完走後、予想外の妊娠発覚につきランニング休止。夫もつられてトレーニング不足気味…?​ 1​0年4月23日息子誕生!さらに6月からシドニー転勤、赤ちゃん連れで引っ越しました。 ​英語はもちろん、分からないことだらけの新生活がスタートしたばかりです。

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