おはようございます。
津梁貿易の金城です。
本日は、先日書いたとおり、兵法三十六計のなかで、相手がかなり手ごわい場合の作戦の最後の章です。
全体では24番目の戦術ですね。
さて、本日は「仮道伐虢」の応用編です。
仮道伐虢についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
混戦計:仮道伐虢
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。
スタッフとの関係
本日お伝えすることは直接当社が行った事ではなく、友人の会社で起こったことです。
その友人の会社では、ある日従業員が給料の値上げ交渉にやってきたそうです。
従業員は一致団結している様子で、給料を現状維持し続けることは困難だったとか。
かと言って給料を値上げしたり、一時的にボーナスを払う余裕も当時はない状況だったようです。
そこで友人が考えた事は、以下の通りです。
①会社として差し迫ったビジネスを急きょ作り、スタッフに賃上げ交渉をしている場合じゃないと錯覚してもらいます。
②その差し迫ったビジネスが終了したらまた交渉の場に付く事を強く約束して、賃上げ交渉を一時ストップさせます。
③そのビジネスが終わると、賃上げ交渉を再開しますが、給料をあげるのではなく、一時的なボーナスで我慢してもらいます。
④そのボーナスに使われるお金は、急きょ作った差し迫ったビジネスで稼いだお金で賄います。
そうすると、スタッフはボーナスをもらえて満足し、会社側は懐を痛めることなくスタッフの交渉を終わらす事ができ、さらに急きょ作ったビジネスで新しい分野に進出できたのです。
こうしてすべてを丸く収める事ができたそうで、その話から学ぶ部分は大きかったと感じています。
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