語学って、最初はともかく、だんだんと進歩しているのか分からなくなってくる。そこで必要なのが分かりやすい目標かと。 上海に来て中国語を始めて、かなり漠然と思っていた目標が1年以内に新HSK5級を取得すること。まあこの歳になって、テストのために勉強するのは嫌だし、それよりも実際に使えるほうがよっぽど重要なのだけれど、一応、形として残せたほうが、何かの役にも立つかなあと。 「HSK」というのは、漢語水平考試で、英語でいうTOFELやTOEICのような、中国政府が公認しているテスト。ただ、運営団体がここ数年2つになって、いわゆる「旧HSK」と「新HSK」というのが本土では混在していて、級の分け方や試験の方式も違うので、とてもややこしい。日本では、今は「新HSK」しか受けれないので、こちらのほうが汎用性広いかな、と思い、私は新HSKのほうを受けている。 1級が一番簡単で、級数が上になるほど難しくなる、というのも、日本とは逆で分かりづらい。新HSKは6級が最上級。5級は、日本語サイトの説明によれば、「中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる」とのこと。中国の大学に学部問わず入学できる基準でもある。 自分のことをここで書くのはちょっと抵抗があるのだけれど、一応、記録として残したいのと、私も他の人のブログをかなり参考にさせてもらったので、誰かの役に立てば、ということで、赤裸々に。 過去の自分の記録を見ると、去年12月に3級、今年4月に4級を受けて、ちょうどこちらに来て1年の先月9月頭に5級に挑戦。最近、結果が分かって(サイトで見れる)、 6割で合格なので、わりと余裕に無事に合格。旧HSKだと8級相当。模擬試験の問題集を何回分か解いたくらいで、特に対策といえることはやっていないけれど、大学で習った知識と、日本語と共通な漢字のおかげ(閲読は日本人に圧倒的に有利)。 中国が好きだったり、職に活かそうと留学している学生とは、意気込みも、勉強時間も、年齢的な記憶力もだいぶ劣るので、あまり参考にならないかもしれないけれど。自分なりに1年でそれなりの成果が出せてよかったかなあ、と。 ちなみに、5級水準の 「中国語の新聞・雑誌を読んだり」→身近な内容ならなんとか、ビジネスや歴史になるとお手上げ、 「中国語のテレビや映画を鑑賞することができ」→字幕がなければ苦しい、 「中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる」→日常会話ならともかく、スピーチなんて、、、 というレベルだけれどね。やっぱり所詮、ペーパーテスト。 これでやっと基礎が固まった程度、なので、目指したいのはもっと実際に活用できる水準。出産したらそれどころではなくなると思うので、あと数ヶ月でもう少しレベルアップできるとなあ。6級もいつか日本に帰国するまでにはとっておきたいな。 上海人気ブログへ投票
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