カルチャーショック!10個のアメリカあるある~私がびっくりした事~
アメリカ現地生活から学んだアメリカ文化のカルチャーショック体験をまとめました。あるある10個代表的な最も日常的な場面をご紹介!!アメリカに来て日本の文化との違いにビックリした体験談を基にまとめています。海外生活初心者必見です!!アメリカと日本の違いがすぐに分かる。海外生活を控えるあなたまたは海外と日本の違いを知りたい方へ。
今回は、海外生活10年以上を過ごして来た私が見てきた近年の日本ブームと過去との違いや海外生活をしてみて実際アメリカ現地で見る日本ブームの中身についてまとめます。
世界で日本ブームって本当!?
10年前も既に日本ブームはあったけど最近は本当に凄い(笑)。
10年前と比べた現在海外で起きている日本ブームの違いとは?10年前の日本ブーム主にアニメやマンガが中心で、特に「ドラゴンボール」や「ナルト」などの作品が人気でした。
また、日本食では寿司やラーメンが注目されていましたが、まだ一部の地域での流行に留まっていました。
日本の伝統文化(着物、茶道など)への関心もありましたが、観光客の間での体験型が主流でした。
もちろんアメリカでも日本が好きなアメリカ人が多く日本人だと言うだけで私の住んでいる地域では喜ばれる事が多かったです。
それでもあまり日本ブーム自体を身近で感じる実体験はアメリカではよく見かける光景ではありませんでした。
過去の記事でも紹介していますが、私が10年前に住んでいたサンノゼでは日本に行ったことがある人がかなり多かったです。
よく町中やバス亭で日本旅行の思い出話なんかを聞かされた事が多かったです(笑)。
現在の日本ブームアニメやマンガの人気はさらに拡大し、ジャンルの多様化が進んでいます。例えば、異世界ファンタジーや恋愛系の作品が幅広い層に受け入れられています。
◯最近よくアメリカでも聞くアニメのタイトルは「鬼滅の刃」「進撃の巨人」、「呪術廻戦」などが挙げられます。
現在も尚、スタジオジブリの作品や「ドラゴンボール」、「ワンピース」も根強い人気を誇っています。
※最近韓国でも「スラムダンク」ブームの到来やフランスでの日本文化ブームなどもよく見かける光景となっていると思います。
また日本食の人気がさらに高まり、寿司やラーメンだけでなく、和菓子や抹茶スイーツなども注目されています。
他にも日本のカレーがヨーロッパで高く評価されたことは事実です。
2023年に海外の旅行サイト「Taste Atlas」が発表した「世界の伝統料理ランキング」で、日本のカレー(Karē)が1位に選ばれました。
アメリカでも日本の企業の進出や日本の食文化を近くのスーパーやモール等で気軽に見る事が増えてきました。
また、日本のポップカルチャー(J-POP、アイドル、ゲーム)が海外での影響力を増しています。
◯特にゲームでは昔から人気の「マリオブラザーズ」だけでなく「ポケモン」や「ゼルダの伝説」などが世界的に評価されています。
円安の影響もあり観光客が増加し、日本の文化や生活スタイルへの関心が更に高まっています。
10年前までは日本旅行は高価な旅行というイメージがありましたが、現在は比較的リーズナブルに旅行が楽しめるという事で今まで日本行きを躊躇していた外国人の方々がこぞって日本を訪れている印象を受けます。
10年前と現在とは日本に訪れる外国人の数はどう変わったか?10年前と現在では、日本に訪れる外国人の数は大きく変化しています。
例えば、2025年1月の訪日外国人数は約378万人で、2019年と比較して40.6%増加しています。
また、2024年には年間約3687万人が訪日しており、観光業がさらに活性化しています。
この増加の背景には、円安や観光地の魅力向上、そして日本文化への関心の高まりがあると考えられます。
現地アメリカで見る日本ブームの背景とは?日本食の人気 寿司やラーメンだけでなく、抹茶スイーツや和菓子、発酵食品(味噌や納豆)なども注目されています。健康志向の高まりや、低カロリーで栄養バランスの良い食事としての評価が、日本食の人気を後押ししています。
ポップカルチャーの影響アニメやマンガ、ゲームがアメリカで広く受け入れられています。「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」などの作品が特に人気で、これらが日本文化への関心を高めています。
アメリカでは、日本やアジアなどのアニメが大好きな人達を日本語同様に「オタク」と呼びます。
更にその中でも日本のアニメや漫画だけ好きな人を指して、アメリカでは「weeb(ウィーブ)」というスラングが使われています。
「weeb(ウィーブ)」という言葉は、アニメやマンガ、日本のポップカルチャーが大好きな人を指すスラングです。
本来は「weeaboo(ウィアブー)」の略語で、特に海外で、日本文化を愛するあまり過剰なイメージやステレオタイプに傾倒する人を少し揶揄する表現として使われていました。
しかし、最近ではポジティブなニュアンスで使われることも増えており、「日本のポップカルチャーを愛するファン」としての意味合いが強まっています。
観光と文化体験日本を訪れるアメリカ人観光客が増加し、帰国後も日本文化や食事を楽しみたいというニーズが高まっています。
これが現地での日本文化関連ビジネスの成長につながっていると思います。
※アメリカ現地では、「リンガーハット」「ビアードパパ」「くら寿司」「丸亀製麺」「鳥貴族」などの日本食進出が今日では話題となっているほど次々と日本文化関連ビジネスの成長を現地でも感じます。
SNSとデジタルマーケティングインスタグラムやTikTokなどのSNSで、日本の食文化や観光地が頻繁に取り上げられ、視覚的な美しさやユニークさが注目を集めています。
10年前はYoutubeで日本を検索してもあまりヒットしなかったのですが、今はここぞとばかりに日本旅行や日本文化・和食を取り上げたユーチューバーの増加を目の当たりにしてとても驚いています。
※日本でも現在聞いたことがある通り、「たまごサンド」人気もSNSから来ております。
日本ではあまり珍しい物ではありませんが海外には日本の菓子パンという文化がありません。
アメリカや海外でよく食べられているパンは硬いパンが多く、ふわふわな柔らかい生地に卵のタルタルがたっぷり入った「たまごサンド」はとても魅力的で珍しく世界中で大人気となっています!
卵かけご飯も10年前は気持ち悪いというイメージが先行していましたが、現在では日本観光の目玉になるほどの人気を博しています。
アメリカ現地で実際に感じた日本ブームとは?.png)
アメリカのトレーディングカード文化近所のモールや市民会館や多目的ホール等で至るところでアニメや漫画のトレーディングカードが売られる催し物が定期的に行われています。
特に野球カードが人気を牽引し、希少価値のあるカードが高額で取引されることもありますが、「マジック:ザ・ギャザリング」や「ポケモンカード」なども代表的で、収集と対戦の両方を楽しまれています。世界大会が開催されるほどの人気を誇り、戦略性が魅力の様です。
現地スーパーでも和食を良く目にする
Costco(コスコ)などでは、叙々苑サラダのドレッシングやキューピーマヨネーズ・緑茶・ポッキーなどの日経の食料品を目にすることが増えました。
また、和牛のミンチ肉なども売り出されている程、、アメリカに住んでいても日本の食材を目にする機会が日に日に増えています。
人気現地スーパー「トレイダージョーズ」や「Sprout(高級スーパー)」では、大根という名前で日本の大根が売られていたり、枝豆もそのままの表記で売られています。
他にも、「ターゲット」「Amazonフレッシュ」などには抹茶のハーゲンダッツが必ず並んでいるなどの常連ぶり。今まで海外では手にする事が難しかったお菓子やアイスクリーム類なんかも近年ではそこら辺で見かけます。
アメリカのセブンイレブンは、1991年に日本のイトーヨーカ堂とその子会社であるセブンイレブン・ジャパンによって買収されましたが、その後2005年にはセブンイレブン・ジャパンが完全子会社化を行い、現在はセブン&アイ・ホールディングスの傘下にあります。
その背景からか、アメリカ現地のセブンイレブンでも試験的に「たまごサンド」が発売されています。
日本食文化の浸透
寿司やラーメンは定番ですが、抹茶スイーツやうどん、和菓子などの広がりも見られます。 日本酒や焼酎も注目され、食事とともに楽しむ文化が浸透しています。
先程の述べましたが、「リンガーハット」「ビアードパパ」「くら寿司」「丸亀製麺」「鳥貴族」などの日本食進出も良く見かけます。
他にも日本人オーナーではなく、中国人や韓国人オーナーが開く和食料理の食べ放題のお店なんかもこちらには存在しています。
その多くは、私達日本人が知っているリアルな和食とは程遠い出来栄えなのですが「北海道Buffet」「故郷」なんて言う日本人には馴染の深い店名で書かれたレストランも良く見ます(笑)。
日本文化体験型イベント
アニメコンベンションや日本祭り(サクラフェスティバルなど)が各地で開催され、多くの参加者を集めています。 日本の伝統芸能(茶道、折り紙など)を学ぶ機会も増えています。
また、空手(KARATE)の文字で書かれた大きな看板を掲げた空手道場なんかもあちこちにあるイメージです。
日本に由来する建築物やインテリアをよく見かけるジャパンディ(Japandi)は、日本の伝統的な美意識と北欧のデザインを融合させたインテリアスタイルを指します。
このスタイルは、日本の「侘び寂び」と北欧の「ヒュッゲ(Hygge)」の精神を組み合わせ、自然と調和した心地よい空間を作り出すことを目指しています。
このスタイルは、特にステイホームの影響で注目されるようになり、居心地の良い空間を求める人々に支持されて居るようでアメリカでも人気のスタイルの一つです。
まとめ
あんなに遠かった日本をアメリカから身近に感じがれるのは本当に嬉しいこと!
約10年前にアメリカに渡った時私は大きなホームシックにかかって日本の情報が知りたくて知りたくてユーチューブを調べても全然ヒットしなかった事を強く覚えています。
近年では、東京だけではなく海外における日本ブームに拍車がかかり大阪・京都・奈良はもちろん、北海道・富山・広島・沖縄・福岡などのローカルエリアまで足を運んで観光を楽しんでいる人々が増えました。
日本旅行を紹介する海外系ユーチューバーもかなり増えました。
インバウンドやオーバーツーリズムで悩まされている日本ではありますが、それほど海外の人が魅了する日本文化にもう一度誇りを持ち日本人である事をありがたいと実感しても良いのではないかなと一個人として感じます。
世界で日本ブームって本当だったんだね。
特にアメリカ人は日本が大好きだよ。私の知り合いにも版画を愛してやまないアメリカ人がいるよ(笑)。
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2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!
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