2024年11月17日
10月末に日本では、衆議院選挙、11月頭にはアメリカで大統領選挙がありました。
どちらも大きな話題になり、結果にも驚かされた人が多かったように思います。
選挙のたびに話題になるのが投票率。日本では若者の投票率が低いという話をよく聞きます。
入れても入れなくても変わらない、どこの政党、誰が首長になっても大してかわらない、という思いもあるのかもしれません。
そしてそもそも、大人も含めてあまり政治について話すこともないことも原因かもしれません。
でも、今回の選挙や 最近の知事選などをみていると、自分の一票にも意味があると思えるようになってくるかもしれませんね。
一方アメリカでは、若くても政治について、自分の意見を持っている人が多いように思います。
二大政党制というシンプルな構図や、トランプという風変わりな人が独特の主張をしているせいで、個々が
意見をもちやすいのかもしれませんね。
さて、海外にいても日本の選挙には参加できるんですよ。
私も先日の衆議院選挙の投票をヒューストンの総領事館でしてきました!
以前ヒューストンに住んでいた時は、そんなこともよく知らず、8年間一度も選挙をしませんでした。
でも、ブラジル駐在になった際に、海外にいても一国民として選挙に参加することは大事、手続きしようと
思い立って、在外選挙人登録をしました。
この登録。時間がかかります。居住地を管轄する日本領事館で、登録をするのですが。。。
1.まず在留届を提出すること(日本を出国する際に、住民票をぬけ、居住地に在留届を提出)
2.居住地に3か月以上滞在していることが必要
3.3か月たって、ようやく日本で最後に住民票を登録していた自治体に、領事館から申請書を送付
(日本での住所や、アメリカでの住所情報。身分証明書などが必要)
4.自治体での確認をへて、ようやく在外選挙認証が領事館経由で到着
最短でも、4か月ぐらいはかかるということなのです。
なので、もうすぐ選挙があるから登録しようと思っても遅いのです!なので、海外に赴任したら、在留届の提出とともに
手続きをスタートすることをおすすめします。
また、ヒューストンの場合はヒューストンに領事館がありますが、領事館がない街、州に住んでいる人は、領事館に出向くのも
大変ですし、郵送での手続きは時間もかかります。
ちなみに、海外で選挙ができるのは国政選挙のみです。なので、市長選や、県知事選はできません。
そして もう一つ在外選挙で注意が必要なのは、投票日の締め切りが国内より一週間ほど早いということ。
例えば、今回の衆議院選挙のように、想定以上に早く選挙が行われることが決まった場合は、あまり時間がない中で
投票をしなくてはいけない状況でした。
というわけで、いろいろ不便も多い在外選挙ですが、夏には参議院選挙も予定されていますし、まだ登録していない
海外在住者のみなさん、今からならまだ間に合いますので、登録してみてはいかがでしょうか?
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