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みなさん、こんにちは
Dr.Kです
この夏、ニュージーランド北島に住む誰もが、日照時間が記録的に少なかった夏として、記憶に残るだろうと思います
統計によると、オークランド北部の今年初めから5月末までの日照時間は、平均の64%で333時間少なかったことがNIWA(ニュージーランド気象庁)より発表になりました
今年のニュージーランド北島は台風や大雨で地滑り、がけ崩れ、大洪水が続きノアの箱舟を想像した人は多かったはず・・・
NIWAの気象学者ベン・ノール氏は今年1月に始めには、通常夏に南太平洋で発達した台風はニュージーランドに近づくと熱帯低気圧に変わるが、台風として発達しながらニュージーランドに到達する予想し、残念ながらその予想が的中しました。そして、その原因はやはり地球温暖化でした
ニュージーランド北島の周りの海水温度は年々上昇しており、ここ4年間は毎年記録を塗り替えている状態です。
海水温度の上昇がニュージーランドに近づく熱帯低気圧が台風に代わる“燃料”になり発達し、列島各地に大雨や強風の被害をもたらし、また、通常の低気圧も発達しやすく、大雨や長雨を招くとのこと。
ちなみに、ニュージーランド南島では海水温度があまり上がってなく、逆に通常よりはるかに多い日照時間を記録したところもあり、南島セントラルオタゴの日照量は平年の127%で、200時間以上も日照時間が増えたとのこと
地球温暖化の影響は、都市部が少なく、自然な地形が露呈している山間部や海岸線が多いニュージーランドでの被害は今後も続くとの予想です
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