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【年齢別】我が家も実践!帰国子女が英語保持をするために有効な方法

カテゴリ アメリカ

「英語を保持するのは、英語を取得するより難しい」

という話を聞いたことありませんか?

うちの子、日本語より英語のほうが得意だし、ネイティブレベルでペラッペラだから、絶対大丈夫。

と思っていても、何も対策をしなければ本当にびっくりするほどあっという間に忘れてしまいます。

脅しじゃなく、本当に忘れます。

特に、小さいうちに帰国した場合、本当に英語を保持するのって大変。

今回は、大きく【幼児・小学生時期】【中高生時期】と帰国年齢別に分けて、英語保持に有効な環境・方法をご紹介します。

幼児期・小学生で帰国した場合 アメリカの少女

まず、幼児期・小学生(特に低学年)で帰国した場合、かなり真剣に、しっかり英語保持対策をしておく必要があります。

何もやらないと、本当に1か月くらいでもう英語を話さなくなることも。

これは、どんなにネイティブレベルだったとしても同じです。忘れます。

それを回避するためには、英語圏に住んでいた時と同じ環境を準備することがいちばん。

また、周りに英語を話す子たちがいないのに、なぜ自分は英語を勉強しなくちゃいけないんだ?という疑問も出てきます。

そうなってしまうと、わざわざ英語を習う必要性を全く感じなくなってしまいます。

そうならないために、できれば帰国直後から英語を話す環境を作ってあげるのがとても大事です。

幼児期・小学生で帰国した場合の英語保持に最適な順にご紹介していきます。

インターナショナルスクールに通う
メリット
デメリット
高い語学力が身につく多文化に触れられるプレゼン力がつくICTスキルが身につく
金銭的負担が大きい日本語能力が身につきにくい家から遠い場合が多い行事参加など親の負担が大きい

英語力をそのまま維持したいのであれば、インターナショナルスクールに通うのがいちばん効果が高いです。

海外の現地校と変わらない学習環境なので、子どもはすんなり溶け込んでいけるかもしれません。

ただ、メリットが大きい分、デメリットも結構大きい。

たとえば、この先別の国に行く予定もなく、日本で暮らして、日本の大学へ進学することが決まっているなら、日本語能力をどうやってつけるかが問題になってきます。

また、インターナショナルスクールは、義務教育とは別物になる場合が多いので、受験資格を得られない可能性もあるんです。

もし、小・中・高校とインターナショナルスクールに通わせる場合は、大学受験資格を取ることができるか、または、国際バカロレア実施校であるか、など、事前にしっかり確認してください。

日本全国の主要都市のインターナショナルスクールが一覧で見られるサイトです。

英語教育に力を入れている小学校に入学・または編入する
メリット
デメリット
教育環境が整っている同じ志を持つ子供が多いSTEAM教育が充実しているところが多い
海外からの受験準備は大変海外から受験情報を入手しにくい金銭的負担が大きい

インターナショナルスクールほどではないけれど、英語教育に力を入れている小学校に入学・編入させるのも一つの手。

そのような学校は、英語教育だけではなくSTEAM教育なども充実していることが多いです。

国立・私立それぞれ独自の教育理念があり、教育環境が整っている学校ばかり。

小学校を卒業しても、そのまま系列の中高一貫校に入学することができる学校も多いので、長きにわたって高水準な教育を受け続けることができるのも魅力的。

ただ、デメリットでもあげていますが、海外から小学校受験を準備するのはとっても大変。

個人で情報を仕入れて対策を立てるのは、到底無理と思われるほど大変なので、受験のプロにお任せしましょう。

帰国子女枠が使える!編入できる!英語に力を入れている小学校→Coming Soon

オンラインスクールを活用する
メリット
デメリット
家にいながらネイティブスピーカーとお話しできる基本はマンツーマンなので個別の能力に合わせた学習ができる必要に応じて学習内容を自由に選べる(英検などに対応)
マンツーマンなので横のつながりができにくい通信環境に左右される

インターナショナルスクールも、英語に力を入れている学校も、残念ながら日本全国どこにでもあって、帰国子女が全員入れるような環境ではありません。

それでも何もしなければ、せっかく話せるようになった英語は本当にあっという間に忘れてしまいます。

大人になってもう一回勉強しなおせばよみがえってくる。

ということはほぼ9割以上無いと断言できるくらいにありません。

でも、せっかく苦労して話せるようになったのであれば、オンライン英会話を利用するのがいちばん効率がいい。

例えば、オンライン・インターナショナルスクールGlobal Step Academy であれば、家にいながらインターナショナルスクールのカリキュラムを学ぶことができます。

また、兄弟一緒に受けることができるスクールや、毎日受け放題のスクールなど、用途によって選び放題なのもオンラインの魅力の一つです。

オンライン英会話スクールの場合、基本的にはマンツーマンなので、帰国子女の英語力に対応してくれるところもポイント。

帰国してから始めようと思っても、日本での生活が忙しく、気付いたら英語が全く話せなくなっていた!というかたが大勢います。

帰国が決まった!英語は保持したい!と思った瞬間から、スクール探しを始めてみてください。

英会話スクールに通う
メリット
デメリット
体を動かしながら楽しんで英語を学べるグループ学習だと横のつながりができる
帰国子女対応のスクールは少ない年齢別クラスだと簡単すぎる近くに希望通りのスクールが無い場合、通学が大変帰国子女用クラスは授業料が高め

近所に帰国子女にも対応できる英会話スクールがあるのであれば、ラッキーです。

特に小さな子供の場合、オンラインだとどうしても集中できないといった問題もあるので、「対面」にこだわる気持ちもとてもよくわかります。

もし、対面型の英会話スクールを選ぶのであれば、マンツーマン指導ができるスクールがおすすめ。

というのも、ほとんどの子ども向け英会話スクールは、グループワークでカリキュラムが決められています。

同じくらいの年齢のグループカリキュラムでは帰国子女にはかなり物足りない内容なのは想像できますよね。

もうわかりきったこと、簡単すぎる内容を毎週続けたとしても、英語力は維持できません。

例えば、こどもマンツーマン英会話【GABAキッズ】 であれば、その名の通りネイティブ講師からのマンツーマンレッスンを受けることができるので、子どもに合わせたカリキュラムを組んでもらうことが可能。

もちろん帰国子女にも対応してもらえます。

リアル校は、東京・千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪・京都・兵庫にいくつか店舗がありますが、オンラインにも対応しているので一度相談してみてもいいかもしれません。

\無料体験はこちらの公式サイトから/

英語教材を使う
メリット
デメリット
いつでもどこでも何度でも使える兄弟一緒に使える使い終わったら売ることができる
レベルが変わるごとに買いなおす必要がある同じことしか言わないので小学生は飽きるかも親が管理して計画的に学習を進めないとやらなくなる可能性大

もし、帰国時がまだ幼児で、英会話スクールに通ったりするにはまだ早いと思ったら、英語教材を利用するのも一つの手。

ただ、英語教材だけで英語保持をするのはかなり難しいと思います。

英語教材で英語保持をするのであれば、かなり親のサポートが必要。

教材を与えっぱなし、DVDを流しっぱなしでは効果を得ることができません。

英会話スクールなどにプラスして、英語教材を副教材的に利用する使い方で、おうち時間を上手に英語保持に使ってみてください。

中学生・高校生で帰国した場合 授業

海外に住んでいた長さにもよりますが、もし中学生・高校生で英語保持をしたい場合は、幼児期に帰国した子よりも保持しやすいです。

幼児期は覚えるのが楽だけどすぐ忘れる。大きくなってからは覚えるのが大変だけど忘れにくい!

大きくなってから英語圏に行った場合、英語を習得するのにとても時間がかかると思います。

周りの子たちと同じように話せるようになるまで、3年くらいかかるかもしれません。

周りの子たちと同じように話せるようになる、とは、学校のESLなどを抜けて、授業の内容も理解できて、周りの友達と同じスピード感で会話をすることができるくらいの状態。

そこまで英語ができていれば、帰国後の英語保持はかなり楽になります。

もし、海外で暮らした時間が短かったのでESLを抜けられなかった・周りの子たちとも話ができない状態で帰ってきた場合はどうでしょう?

それでも、日本の学校では「英語の得意な子」という位置づけにはなると思います。

そこからさらに飛躍したい、また、受験に生かしたいという場合におすすめの方法をご紹介します。

英語に強い中学・高校に入学・編入する
メリット
デメリット
教育環境が整っている英語だけではなく、他教科も充実習熟度制を取り入れているところが多いので、レベルを保てる帰国子女が多い同じ志を持って入学してきている子が多い
比較的偏差値の高い学校が多いので受験準備が必要私立校の場合学費が高め家の近くに無いかもしれない(寮のある学校を探せば解決)

うちの子たちは、帰国子女が大半を占める帰国子女受け入れ校に中学受験・高校受験をそれぞれして入学しました。

帰国子女がマイノリティではないので、からかわれたりいじめられたりすることもなく、いろんな国の言葉が飛び交う環境だったので、とてものびのびと学校生活を送ることができました。

さらに、大学付属校でもあったので、部活も3年生の秋くらいまでめいっぱい楽しみ、日本の中学生・高校生の生活を楽しめたのはとても良かったと思っています。

英語維持ですが、授業は習熟度別だったので、英語の授業はもちろんネイティブ教師ですべて英語。

英語の本を読み、英語の感想文を書き、英語でディベートをし…と、まさに英語漬け。

そんな環境だったので、英語を話すことは少し衰えたものの(とっさに単語が出てこない)毎年学校で受けているTOEICでは微増ながら年々点数が上がっています。

学校を選ぶときは、国際バカロレア実施校や、スーパーグローバルハイスクール指定校など、英語に関してどんな活動をしているのかも調べてみましょう。

また、できれば、英語(数学なども)の習熟度別クラスを実施している学校のほうが、より自分のレベルに合った学習を続けていくことができます。

また、高校受験であれば寮のある学校に入って集団生活を送ってみるのもおすすめですよ。

オンラインスクールを活用する
メリット
デメリット
家にいながら英語を維持できる会話だけではなく、資格の学習も同時にできる
家にいるのでモチベーションを保ちにくい場合も

中学・高校で帰国した場合、英会話スキルを維持したいのはもちろんですが、その後の受験などにも活かしたい。

公立中学に入学して、そのあと高校受験で帰国子女枠を使おうと思っている帰国子女の方も大変多いです。

受験勉強に忙しく、ここで英語を全くやらなくなってしまうことも多いので、もし細く長く続けたいなら、オンライン英会話スクールがおすすめです。

mytutorなら 、英語4技能・英検・TOEIC・TOEFLなどの対策コースがあるので、会話と同時に資格取得もでき、受験にも役立ちます。

\無料体験できます!/

英検・TOEICを定期的に受ける
メリット
デメリット
受験にも役立つ文法なども覚えられる語彙力が増える
英会話ではなく「勉強」になってしまう

英検やTOEICなどの資格試験を定期的に受けるのもおすすめです。

デメリットをあえて挙げると、「勉強」がメインになってしまい、会話を楽しむというところからは離れてしまうこと。

ただ、英検で文法のルールや英熟語、を勉強することで、英語4技能(Speaking・Writing・Listening・Reading)をまんべんなく伸ばすことができます。

英検〇級まで取りたい!という目標が、英語学習のモチベーションにもなるので、さらなる上の級を目指してチャレンジしてみてください。

準1級・1級を目指すなら、「英作文」対策は短期間でいいのでプロに任せたほうが効率的です。

留学をする
メリット
デメリット
海外で一人で生活する経験は貴重同じ志を持つ仲間ができる
今のご時世だと気軽に行けない留学費用が高い

英語に力を入れている高校などは、交換留学制度や短期留学制度があるので、それを利用するのも一つの手です。

子供の頃に親の加護の下で生活している時と違って、一人で海外で生活をする体験というのはかなり刺激的で経験値も高まります。

また、帯同という能動的な理由ではなく、自分で学びたいという積極的な動機があれば、かなりたくさんのことを学べると思います。

ただ、今のご時世なかなか気軽に留学に行けないのが残念…。

また、自由に海外に行ける日まで、ぜひ英語の保持を頑張ってください。

帰国子女が英語保持をするために有効な方法:まとめ 英語学習

今回は、帰国子女の英語保持の方法について、自分でも実践している方法をいくつかご紹介しました。

幼児・小学生時期に帰国した場合と、中高生になってから帰国した場合では、対策も全く違ってきます。

また、英語の保持は英語取得するよりもずっとずっと難しいことも理解しつつ、楽しみながら英語学習をしてほしいです。

特に、幼児・小学生は、やっと自由に日本語で意思疎通することができる環境になったのに、なぜ周りがだれも使っていない英語を学ばなければいけないのか、という理由がわかりません。

帰国直後から、英語を毎日使う環境が当たり前になるように、対策をしてみてください。

また、中高生で帰国した場合、受験・その先の就職を視野に入れた学習をプラスしていきたいですよね。

中高生は英語だけに時間を割くことができないと思うので、学校の勉強や受験勉強とうまく組み合わせながら、細く長く英語を続けるようにしてみてください。

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ブログ紹介

帰国子女ラボ

https://kikokulabo.com/

中国4年アメリカ6年の駐在生活を終え、子どもの中学・高校ダブル受験のため母子で帰国。 初めての中国へは0歳と4歳の子供を連れて四苦八苦。 さらに、中国とは正反対の国アメリカへの駐在。 そんな10年以上にもわたる駐在中に経験したことや、 受験をするためにやってきたこと、買ったもの、試してみたことなどをわかりやすく詳しくご紹介しています。

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